ブログ筋トレ

           

2021/11/27

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全体最適思考

リーダーの全体観・・部分+部分+・・部分は、どこまで足しても全体にはならない・・

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、実践できる人になるためのノートの取り方について書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。

良い話を聞いた・・で終わらせないための【ノートの取り方】・・


何のために、ノートを取るのか・・


それは、聞いた話を忘れないようにするためでしょうか?


いいえ、違います。


その目的は、実践の量を増やすためです。


そうか・・


ここが、違っていたんだ・・


川原さんのお話を聞きながら、そもそもが違えば、結果が違うのは当たり前だな・・


と、これまでのノートを見ながら反省しました。


それにしても・・


川原さんのお話というのは、私たちに、根本的な違いを気付かせて下さいます。


瞬間的には痛いこともありますが、やはり、大切な学びです。


これからも、しっかりと学ばせて頂こうと思います。


それでは、今日のブログです。



リーダーの全体観・・部分+部分+・・部分は、どこまで足しても全体にはならない・・

どの部署も、精一杯頑張っているんです。


どの工程も、精一杯頑張っているんです。


現場に入って聞こえてくるのは、さらに頑張らないといけないですか・・という、悲鳴の声です。


だから、私はお伝えしています。


頑張るのをやめましょう、と。


すると、先程は、これ以上頑張れない・・という声だったのが、今度は、いや、頑張りたい・・という声に変わります。汗


不思議なものですよね。


頑張れというと、頑張れない。


頑張らなくていいというと、頑張ろうとする。汗


ただ、今日のブログの本質は、そこではありません。


本当に、頑張ってはいけないのです。


それは、ある大前提を理解することから始まります。


特に、リーダーの皆さまにこの視点がないと、組織は、頑張っても頑張っても成果から離れていきます。


いや、頑張れば頑張るほど・・というのが、その状況を表す言葉としては、相応しそうです。


では、その大前提とは・・


部分+部分+部分・・


部分は、どこまで足したとしても、全体最適とはイコールにならない!


と、いうことです。


ここで、改めて、冒頭の言葉を見てみてください。


どの部署も、精一杯頑張っているんです。


どの工程も、精一杯頑張っているんです。


部分+部分+・・な香りが、プンプン漂ってきませんか?


私には、現場の状況まで、ありありとイメージが浮かんできます。


そして、このままだと、現場がパンクします。


そのうち、人手が足らない・・と、言ってくるでしょう。


でも、部分最適は、どこまで足しても全体最適には繋がらないのです。


だから、各工程で管理するのは、ダメです。


各部署で、管理するのもダメです。


必ず、部分最適に繋がり、余計な固定費がどんどん増え、在庫は増え、キャッシュが尽きていきます。


あまりにも悲惨な運命ですよね。


頑張れば頑張るほど、倒産へと向かうのですから。





リーダーの皆さま。


全部を見ることと、全体を見ることは、全く違うことだという認識をお持ちください。


会社からのアウトプットは、全員が頑張ることで増えるのではなく、ある1ケ所の能力を高めることで増えるのです。


その1ケ所のことを、私たちは、ボトルネックと言っています。


全員を頑張らせる前に、会社のボトルネックを見つけましょう。


改善は、それからです。


というより、ボトルネック以外の改善は、社員さんだけでなく、最終的には、会社も不幸にします。


如何でしょうか?


頑張る=成果

では、ありません。


部分が100%の力を発揮する=成果

でも、ありません。


ぜひ、全体を司っている急所を見つけましょう。


と、いうことは・・


全体が見える、業務フロー図が必要ですよね。


皆さまの会社には、この図がありますか?


もし無いとするなら・・


思考が、部分に偏っているかもしれません。


一刻も早く、粗くで構いませんので描いてくださいね。


それが、部分最適思考からの脱却に向かうための、第一歩になりますから。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.965-1


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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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