ブログ筋トレ

           

2021/05/30

TOC

3つの工程で完結する仕事の考え方とは・・

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、行動とやる気の関係性について書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。

やる気が先か・・、行動が先か・・ 〜結果を出す人の習慣とは?〜


よく、子供たちって、


やる気が出ないから、動けない・・


って、言いますよね。


なので、大人たちも、


やる気出しなさい!


って、叱っていますよね。


だから、うまくいかないんです・・汗


真理は、行動が先で、やる気が【あと】になります。


つまり、やる気があろうがなかろうが、行動すること。


結果というのは、その先にしか無いのです。


行動→やる気→結果


あるいは、


行動→結果→やる気


如何でしょうか。


なので、兎にも角にも行動してみることが大切ですね。


それでは、今日のブログです。



3つの工程で完結する仕事の考え方とは・・

今日は、久しぶりに、TOC(制約条件の理論)について、書いてみたいと思います。


TOCについては、こちらのブログをご覧くださいませ。

今の売上を5年後の利益にする 〜清水式TOC研修〜


仕事は、1人で完結するものと、そうで無いものに分けられます。


前者を、ワンマンプロダクションと言いますが、今回のブログでは、何工程かに分かれたものを、複数の人数で完結する場合に限定したいと思います。


では、早速・・

第1工程を担当するAさんは、標準的に、1時間に10個、①という仕掛品を作ることができます。


次に、第2工程を担当するBさんは、①という仕掛品を使って、標準的に、1時間に3個、②という仕掛品を作ることができます。


最後に、第3工程を担当するCさん。


②という仕掛品を使って、標準的に7個、③という完成品を作ることができます。


※【標準的に】というのは、他の誰がやったとしても、その個数は変わらないという意味で使っています。


如何でしょうか?


どういう状況か、その絵は浮かんでいますでしょうか?


まとめると・・


             第1工程   第2工程   第3工程

材料 → 仕掛品① → 仕掛品② → 製品③

             10個/時   3個/時   7個/時


と、なります。


さて、ここで。


この工程で作られる【③という製品】は、1時間に何個生産できますでしょうか?


Cさんは、7個生産できますので、7個でしょうか?


それとも、Aさんが10個作れますから、10個でしょうか?


あるいは、Bさんは、1時間に3個しか作れませんから、3個でしょうか?


如何でしょうか?


答えは、出せましたでしょうか?


では、正解の発表です・・


答えは、3個です。


はい、この工程では、製品は【3個しか】作ることができません。





Aさんが、いくら頑張ったとしても、Bさんは、3個しか作れません。


ということは・・


Bさんの前には、1時間で7個ずつ、【手付かずの仕事】が溜まっていきますよね。


そして、Cさんはというと・・


どれだけ頑張る気持ちがあったとしても・・


Bさんからは、1時間に3個ずつしか回ってきませんので、30分くらいで終わってしまって、あとは生産ができません。


これが、中小零細企業の多くの現場で起きてしまっています!


これでは、社員さんの力が結集したプロセスとは言えませんよね。


では、どうするか?


その答えが、【清水式TOC】の中にあるのです。


15年前に、このセミナーを受けたときの衝撃は、今もなお忘れることができません。


この衝撃・・


ぜひ、多くの皆さまに味わって頂きたいなって、心から思っています!


ぜひ、お問い合わせ下さいね。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.784-1


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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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