2022/02/09
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2021/05/28
空学
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、見えないものを言語化することについて書いてみました。
昨日のブログは、こちらです。
あなたの会社の未来を示すものは何ですか? 〜脳が答えを知っている・・という世界観〜
私たちの目(肉眼)で見えているもの・・
それは、元々は、何1つ無いものです。
そして、目を閉じて浮かんでくるもの・・
それが、本質的に有るものです。
ただ、有るのですが見えない・・
見えないけど、本物・・
ここが、私たちを惑わせてしまいますよね。
如何でしょうか?
今日から、数分間だとは思いますが、【目を閉じること】を習慣化してみます。
そして、何が私の中から(私の脳から)浮かんでくるか、キャッチしたいと思います!
それでは、今日のブログです。
会社の大きさというか、成長というか・・
それらを測るモノサシって、いくつもありますよね。
売上、利益、社員数、社歴、マーケットシェアなどなど、パッと思いつくだけでも5つは出てきました。
が、これらは全て、【数字】が伴っています。
では、会社の大きさや成長は、数字で測らないといけないのでしょうか・・?
私は、そんなことは、決してないと思います。
というより、数字は、【相対的】な比較になってしまいますので、
何と比べるか・・
によって、その捉え方が大きく変わってしまいます。
そこで・・
今回は、会社の大きさや成長を、【視点】という概念で考えてみたいと思います。
その数は、4つです。
まず、1つめ。
それは、【お客さま(一般大衆)】という視点です。
この視点における商売は、極端に言うと、【経営者の好き勝手】の段階です。
そして、他の段階と区別するために、この段階を商店としたいと思います。
2つめは、【顧客】という視点です。
ここで、その商売は、商店から【事業】の段階に進みます。
つまり、顧客の創造に、その視点が移りますので、経営者の好き勝手に【振る舞う】わけにはいかなくなります。
一人ひとりの顧客のお困りごとに寄り添う。
こういったステージになるわけです。
3つめは、【社会】という視点です。
では、顧客と社会は、いったい何が違うのでしょうか・・?
それは、顧客とは、社会の中に存在しているということです。
この意味を、感じて頂けますでしょうか・・?
つまり、一人ひとりの顧客を相手にするのではなく、社会全体を相手にするのです。
なので、社会で起きている問題や課題に、その視点があります。
そして、大切なことは、この段階になって初めて、その商いを経営と呼べるということです。
逆にいうと、この段階にきたら、経営を学ばなければなりません。
経営とは何か・・?
企業の命題とは何か・・?
組織の命題とは何か・・?
経営理念とは何か・・?
このように、社会を相手とするためには、
会社の存在理由や意義が問われるのです。
最後に、4つめの視点です。
つまり、経営よりも、さらに上の段階になります。
それは、時(とき)です。
では、時と社会は、どう違うのでしょうか?
時の流れによって、【世を取り巻く環境】は変わっていきます。
この【世を取り巻く環境】というのが社会のことですから・・
時によって、社会は変わるということです。
これが、経営の上のステージになります。
経営の上・・
ということで、近代経営にしたいと思います。
もう、お気づきでしょうか。
時を相手にしている企業が、この社会を動かしています。
なので、そういった企業は、【今】の社会課題に目を向けるのではなく、10年後の【時】を見据えて、今しなければいけないことに着手しています。
トヨタは今、何をしていますでしょうか?
10年後、私たちは、トヨタが作った社会の中で生きていると思います。
つまり、トヨタが、世を取り巻く環境を作っている・・
それは、言い過ぎでしょうか。
私は、言い過ぎではないと思いますが・・
今回は、社長が【何を見ているか】という視点に着目してみました。
皆さまの会社は、どの段階でしたでしょうか?
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今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.782-1