2022/01/08
事業100年の計
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空学
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2025/05/05
事業100年の計
空学
皆さま、こんにちは。
ナイスオンホールディングスの四ケ所秀樹です。
第8週目のブログでは、「事業100年の計」をテーマにお届けします。
前週のブログでは、「短期目標をやり抜く力こそ、成功する企業の共通点」であるとお伝えしました。
今週は、その先にある「長期的視点での経営戦略」、そして、未来へと続く会社をどう築いていくのか?について綴ります。
この記事の内容
これまで、経営者として、また支援者として、さまざまな会社の「承継の瞬間」に立ち会ってきました。
そのたびに感じるのは、事業承継とは、
単なる引き継ぎではなく、家系そのものを豊かにしていく営みである
ということ。
企業と家系は、一対(いっつい)です。
・子どもへ、孫へ、さらにその先の世代へ
・事業だけでなく、想い、哲学、そして「環境」を引き継いでいく
それが、「事業100年の計」という言葉に込められた、真意ではないかと私は考えています。
「100年続く会社をつくりたい」
この願いは、多くの経営者の中にあるはずです。
でも、それは言葉だけでは決して実現しません。
100年を見据えるということは、
“今”を土台にしながら、“未来の環境”を創り続ける覚悟を持つ
ということ。
・社員さんが安心して働ける環境
・お客さまに信頼される関係
・地域と共に育つ企業文化
そして、
・後継者が希望を持てる舞台
これらを「整える」のではなく、創り続ける。
経営とは、そんな連続した「環境構築」の営みなのだと、私は思っています。
短期的な売上や、自分の代の成功だけを考えてしまう。
経営者として、その誘惑に負けそうになることもあるでしょう。
でも、「今だけ」「自分だけ」では、永続する会社は創れません。
必要なのは・・
「これからも」そして「周りも」という視点。
・与えれば、与え返される。
・それが、天の理(ことわり)。
・自然界の法則に反するものは、必ずどこかで崩れます。
この世界には、見えないルールが確かに存在しています。
そしてそのルールを尊重した経営こそが、真の「長期戦略」につながるのです。
ナイスオンホールディングスの経営理念に、私はこんな想いを込めています。
「人生に輝きを、そして、命に喜びを」
この理念は、今のことだけではなく、未来の社員さん、そのご家族、地域、そして社会全体への祈りでもあります。
だからこそ、目先の利益や流行に惑わされず、どこまでも「本質」に沿って、企業を育てていく・・
これこそが、「事業100年の計」の核心なのです。
来週は、TOC(制約理論)を用いた業務効率化をテーマに、より現場にフォーカスを当てた改善の視点をお届けします。
長期の理想を描いたあとは、そこへ向かうための「具体的な手段」を持つことが必要です。
戦略も理想も、「実行」によってしか現実にはなりません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、素敵な一週間をお過ごしください。
今週も、皆さまにとって輝く毎日でありますように。
ナイスオンホールディングス株式会社
四ケ所秀樹
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ともに、“未来に受け継がれる会社”を育ててまいりましょう。
ナイスオン公式ブログ Vol. 1,117