2022/02/16
TOC
全体最適思考
ブログ筋トレ
2021/05/30
TOC
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、行動とやる気の関係性について書いてみました。
昨日のブログは、こちらです。
やる気が先か・・、行動が先か・・ 〜結果を出す人の習慣とは?〜
よく、子供たちって、
やる気が出ないから、動けない・・
って、言いますよね。
なので、大人たちも、
やる気出しなさい!
って、叱っていますよね。
だから、うまくいかないんです・・汗
真理は、行動が先で、やる気が【あと】になります。
つまり、やる気があろうがなかろうが、行動すること。
結果というのは、その先にしか無いのです。
行動→やる気→結果
あるいは、
行動→結果→やる気
如何でしょうか。
なので、兎にも角にも行動してみることが大切ですね。
それでは、今日のブログです。
今日は、久しぶりに、TOC(制約条件の理論)について、書いてみたいと思います。
TOCについては、こちらのブログをご覧くださいませ。
仕事は、1人で完結するものと、そうで無いものに分けられます。
前者を、ワンマンプロダクションと言いますが、今回のブログでは、何工程かに分かれたものを、複数の人数で完結する場合に限定したいと思います。
では、早速・・
第1工程を担当するAさんは、標準的に、1時間に10個、①という仕掛品を作ることができます。
次に、第2工程を担当するBさんは、①という仕掛品を使って、標準的に、1時間に3個、②という仕掛品を作ることができます。
最後に、第3工程を担当するCさん。
②という仕掛品を使って、標準的に7個、③という完成品を作ることができます。
※【標準的に】というのは、他の誰がやったとしても、その個数は変わらないという意味で使っています。
如何でしょうか?
どういう状況か、その絵は浮かんでいますでしょうか?
まとめると・・
第1工程 第2工程 第3工程
材料 → 仕掛品① → 仕掛品② → 製品③
10個/時 3個/時 7個/時
と、なります。
さて、ここで。
この工程で作られる【③という製品】は、1時間に何個生産できますでしょうか?
Cさんは、7個生産できますので、7個でしょうか?
それとも、Aさんが10個作れますから、10個でしょうか?
あるいは、Bさんは、1時間に3個しか作れませんから、3個でしょうか?
如何でしょうか?
答えは、出せましたでしょうか?
では、正解の発表です・・
答えは、3個です。
はい、この工程では、製品は【3個しか】作ることができません。
Aさんが、いくら頑張ったとしても、Bさんは、3個しか作れません。
ということは・・
Bさんの前には、1時間で7個ずつ、【手付かずの仕事】が溜まっていきますよね。
そして、Cさんはというと・・
どれだけ頑張る気持ちがあったとしても・・
Bさんからは、1時間に3個ずつしか回ってきませんので、30分くらいで終わってしまって、あとは生産ができません。
これが、中小零細企業の多くの現場で起きてしまっています!
これでは、社員さんの力が結集したプロセスとは言えませんよね。
では、どうするか?
その答えが、【清水式TOC】の中にあるのです。
15年前に、このセミナーを受けたときの衝撃は、今もなお忘れることができません。
この衝撃・・
ぜひ、多くの皆さまに味わって頂きたいなって、心から思っています!
ぜひ、お問い合わせ下さいね。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.784-1