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2020/06/08

事業100年の計

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承継と継承を使い分けると、次世代に遺すものが見えてくる! 〜承継と継承の意味の違いとは?〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、【成長と進化の違い】について考えてみました。


昨日のブログは、こちらです。
2回目のTALK LIVEが終わりました! 〜テーマは、成長と進化の違いを考える〜

分かりそうで分からない。


言えそうで言えない。


そういう言葉って、意外と多いですよね。


でも、逆にいえば、言葉を大切にすればするほど、【似て非なるもの】の分別が付いてきますよね。


何となくですが、1流と2流を分けているのも、このあたりのことではないのか・・


そんな気がしています。


それでは、今日のブログです。



事業承継と事業継承の違いとは?

つい先日のことです。


神戸のスワールコミュニケーションズさまに、このブログの解析を依頼していましたので、その結果を教えて頂く機会がありました。


私は、【100年経営】という考え方を基に、お客さまのご支援させて頂いていますので、そこには、少なくとも【3代にわたる事業継承】(あえて、継承を使っています)が必要だということを大前提にしています。


なので、事業継承というワードが、この日本という国ではどれくらい検索されているのか?


その事実を知りたかったのです。


本来であれば、お目にかかってジックリとお話を聞きたいところですが、こういう時期でもありますし、神戸と鳥栖ですので、Zoomにて報告を受けることになりました。


まずは、事業継承という言葉が、月間でどれくらい検索されているのか。


すごくキレイな資料を元に、詳細な統計のお話を聞かせて下さいました。


また、事業継承と〇〇という言葉が、セットで検索されている傾向があるので、こういったことも頭に入れながら、ブログは書いていきましょうね!


私みたいな素人でも分かるように、丁寧にアドバイスを下さるので、何を改善していけば良いのか、しっかりとイメージすることが出来ました。


さすが、プロだなぁ。


こういうことを意識していかないといけないんだなぁ。


私からの依頼には全て答えて頂き、すごく有意義な時間になりました。


ただ、驚くことに、これで終わりではなかったのです。


四ケ所さん、事業継承ではなく、事業承継という言葉でも調べたのですが、普段は、どっちの言葉を使われていますか・・?


継承と承継?


漢字が反対になっているだけじゃないの・・?


まさか、意味が違うの・・?


どうやら、違うようです。


しかも、事業承継は、事業継承の4倍も検索されています!


スワールコミュニケーションズさまからのお返事に、自分では想像し得なかった情報を頂くことができました。


しかも、大いなる学びに繋がりました。


私が志していたものは、事業継承ではなく【事業承継】だったのです。


単に、お金や資産など、見えているものを受け継ぐのが継承。


一方で、企業倫理や経営理念など、見えてはいませんが、その本質となるものを大切に受け継ぐのが承継。





やっぱり、日本語ってすごい!


日本語って、美しい。


言われたことだけの仕事ではなく、相手のことを考えて、お志事を創造するスワールコミュニケーションズさまの姿勢って素晴らしい。


改めて、そう感じさせて頂きました。



承継と継承を使い分けると、次世代に遺すものが見えてくる

同時に、この言葉を使い分けることで、次世代に何を遺さなければいけないのか、より明確になるなと思いました。


四ケ所さん、数年後に息子に社長を引き継ごうと思っているけど、どんな貸借対照表なら良いですかね〜?


何人もの経営者さまから、そういう質問を受けたことがあります。


でも、これって継承ですよね?


承継という考え方ではないですよね?


ということは、その経営者さまに問い直せば良いなって思ったんです。


〇〇さん、息子さんに、何を継がせたいんですか?


現金ですか?


資産ですか?


それとも、〇〇さんの会社が代々大切にしてきたものですか?


資産を受け継いでも、潰す人は潰します。


資産はなく、借金だらけでも、立派な会社に成長させる人もいます。


100年経営を志す経営者ならば、いつ、誰に、何を承継するのか。


この命題には、答えを準備しておかなければなりませんね。


それにしても、言葉を大切に・・


と言いながら、ものすごく身近に、分からずに使ってしまっていた言葉がありました。


もちろんのことですが、まだまだですね〜。


これからも、修行あるのみです!


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.428-1

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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