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2019/12/25
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学び
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日は、石鹸の価格改定をするために、どういったシミュレーションを行ったのか、お伝えさせて頂きました。
昨日のブログは、こちらです。
徹底的に現状把握!今、どの商品に目を向けるべきか? Vol.2 〜ある石鹸屋さんの物語 連載第3回〜
今日は、価格設定の話ではなく、OEMの仕事を引き受けるかどうか、その【考え方】について書いてみます。
まず、直接原価計算と全部原価計算について、聞いたこともないという方は、ぜひ、こちらのブログを読んで頂いてから、次に進んで頂けると嬉しいです。
作った製品の、1個あたりの原価は計算できるのか? 〜全部原価計算と直接原価計算〜
この石鹸屋さんの利益体質を、根本から変えたのは、実は、この原価計算の考え方の違いを理解して、経営に生かしたかどうかでした。
製造業のおいて、原価とは何でしょうか?
この話題は、製造業の世界では当たり前のことですが、原価とは、【材料費と労務費と工場経費】の3つを足した金額になります。
ということは、この3つを足した金額以下で、製品を販売することはありえません。
なぜなら、その瞬間に赤字確定だからです。
なので、実際には、3つの要素を足した金額に粗利を上乗せして、売価を決定します。
しかし、価格とは、いつも思い通りには売れず、どんどん下がっていくのが世の常ですよね。
電化製品など、その典型例だと思います。
ただ、原価の3要素以下で販売すれば、赤字確定の商売になるはずなのですが、実際には、そうはならないのです。
何故だか、説明出来ますでしょうか?
これが、【全部原価計算VS直接原価計算の戦い】に繋がるのです。
この点について、社長とどれだけ話し合ったのか、計測をしていないので何ともいえませんが、1年くらい話し合ったのではないでしょうか?
社長もですが、私もしつこいですよね〜w
でも、私の中では、この時間がなければ、10倍の利益を達成するには至らなかったと思っています。
そして、結果的には、1年後には10倍の利益、2年後には30倍の利益を達成することが出来ました。
その大きな要因は、言うまでもなく、【直接原価計算の考え方】による意思決定があったからです。
すべては、下の図で説明が出来ます。
外注依頼、受注拒否は、全部原価計算の考え方で意思決定をしていたときを表しています。
講義では、時々話をさせて頂きますが、文面で、どうお伝えしたら良いのか。
いや〜、困りました。
明日は、この図をしっかりとご説明させて頂きますね。
もし、この図をご存じなければ、間違った意思決定をして、儲けを少なくしているかもしれません。
乞うご期待下さいませ。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
第5回に続く。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.262