2022/02/16
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全体最適思考
ブログ筋トレ
2019/10/16
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学び
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日は、神戸にて、第1期BEST PERFORMANCE研修の、第4講を開催させて頂きました。
そして、4社の皆さまにお集まり頂き、UDEとクラウドについて学び合って頂きました。
UDEとは、Undesirable Effectの略で、ウーディと読みますが、直訳すると、【望ましくない事実】という意味になります。
昨日は、4社の皆さまに、会社のなかで実際に起きているUDEを、出し合って頂きました。
これが、簡単そうで、実は、難しいのです。
・人財が育っていない
・コミュニケーションが取れていない
・情報を共有していない
・社員同士が仲良くない
・ひとりの人に作業が集中している
・リーダーの健全度が低い
・粗利総額の管理をしていない
・在庫を管理するシステムがない
・決算書を読めるリーダーがいない
・リーダーがひとりしかいない
・退職しそうな人が沢山いる
・採用が難しい
・リーダーが全てを背負っている(下の写真から推測)
UDEが沢山でたように見えますよね。
残念ながら、1つもUDEではありません。
すべて、【望ましくない事実】に着目できておらず、問題であるかのように見えるだけです。
例えば、【人財が育っていない】という言葉についてですが、人財が育ちさえすれば【何か】が解決できると思っている人にとっては、人財が育っていないというのは【望ましくない事実】のように感じてしまうのです。
そうではなくて、着目すべきは、その【何か】のほうなのです。
・経験者の残業時間が増えている
・リーダーの休日出勤日数が増えている
このような事実がUDEになります。
そして、UDEではないものをUDEだと思ってしまうと、解決方法を間違ってしまいます。
・人財が育っていない→人財を育てる
・コミュニケーションが取れていない→コミュニケーションを増やす
・情報を共有していない→報告・連絡・相談をルール化する
・社員同士が仲良くない→親睦会を開催する
・ひとりの人に作業が集中している→作業を分散する
・リーダーの健全度が低い→リーダーの健全度を上げる
・粗利総額の管理をしていない→粗利総額の管理を徹底する
・在庫を管理するシステムがない→在庫を管理するシステムを導入する
・決算書を読めるリーダーがいない→決算書の勉強会を開催する
・リーダーがひとりしかいない→リーダーを育成する
・退職しそうな人が沢山いる→福利厚生を増やす
・採用が難しい→採用コンサルを導入する
・リーダーが全てを背負っている→リーダーの負担を軽減する
これで、いったい【何が】解決するのでしょうか?
解決と言うよりも、すべて、対処になってしまいかねませんよね。
私たちは、【何を】【何に】【どうやって】変えるのか?の【何を】の部分に、もっともっと多くの時間を費やさなければなりません。
皆さまも、ぜひ、UDEを書き上げてみて下さい。
そして、UDEを正しく書けているか、見直してみて下さいね。
その中の、1つか2つが解決出来れば、残りのUDEは全て消えて無くなるかもしれませんよ!
まさに、ダイヤモンドUDEですね!
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.192