2021/12/06
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2019/08/04
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学び
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
今朝は、5時55分に自宅を出発して、息子を福岡空港に送ってきました。
今日から2泊3日で、東京にて研修なんだそうです。
宇宙科学館や東京大学に行って、自分の未来(これからの進路)を想像しやすくするのが目的みたいですが、久しぶりに野球から離れるので、体のリフレッシュにもなりますね。
本人は気づいていないと思いますが、車を降りる瞬間に微笑んでいましたし、なんだかとっても楽しそうでした。
最幸の3日間になることを、親としては祈るばかりです。
私は、2006年からずっと、西研究所の西順一郎先生から学ばせて頂いております。
そして、西先生の著書は、全部で40冊くらいあると思いますが、全て読ませて頂きました。
なので、その学びは多岐にわたります。
・MG(MQ戦略ゲーム)
・MQ会計
・マトリックス会計
・マイツール
・ポケコン
・情報のSTUV
・STLoWSの法則
・ビジネスパワー分析
などなど。
それぞれに、ものすごく思い入れがありますので、今後、ブログにて紹介させて頂こうと思います。
今日は、その内の1つである、ビジネスパワー分析について、書いてみたいと思います。
ビジネスパワー分析とは、経営シミュレーションゲームをして、データが出揃った後に、同じテーブルに座っていた人たちと一緒に、自分と周りを評価するものです。
評価の内容は、10項目あるのですが、その1つ1つについて、まずは、1点〜5点で自己評価をします。
次に、10項目それぞれの評価を全部足して、×2(2倍)をします。
そうすることで、項目ごとの評価だけでなく、全体観も把握できますよね。
さて、ここからがポイントです。
自己評価した数字を、壁張り紙にテーブルごとに記入するのですが、【まずは誰々さんを評価しよう!】みたいに、1人ずつをみんなで評価するのではありません。
1項目ごとに、【横】に評価(ヨコ評価)をしていきます。
例えば、1つ目の項目は【計数力】なのですが、その計数力についてのみ、データに基づいて判断していきます。
ここでいうデータとは、【決算書を仕上げる順位が何番だったか?】といったものになります。
1位を取りたいと思っていた人が、4番とか5番だった時、自己評価って下がるんですよね。
4点とか3.5点を付けたりすると思うんです。
しかし、全体で30名くらい居たとすると、4位とか5位は、5点でも良さそうですよね。
自分の評価をされているときは、自分に一切の発言権はありませんが、ファシリテーターのもと、あーでもないこーでもないと周りの人たちの評価をしていきます。
これを、じっくりと時間をかけながら、10項目繰り返すのです。
そうすることで、今までの【一般的な評価との違い】を体感することが出来ます。
・1人ずつを縦に評価していくのではなく、項目ごとに横評価することの意味
・データに基づくことの意味
・自己評価と衆目評価の違い
・自分たちで自分たちを評価することの意味
基本的には、多くの人が評価される側で生きていくと思いますが、自分たちの出来栄えを、自分たちで評価できる仕組みというのは、本当に素晴らしい成果につながると実感しています。
イスラエルの物理学者である、故・エリヤフ・ゴールドラット氏は、【あなたが私をどう評価するかを教えてくれれば、私は、その評価の通りに動いてみせましょう】と言いました。
つまり、人は、何をどのように評価されるかによって、その行動を変える生き物だということです。
その評価が正しかろうが、誤っていようが、評価が高くなるように動いてしまう。
本能的に、そういう生き物なのでしょうね。
だとしたら、これを逆手に取れば良いと思うのです。
つまり、会社が大切にしていることを、大切にしてくれた人の評価が高くなる人事制度を創るということです。
そうすると、口で言ってもなかなか伝わらなかったことが、あれよあれよという間に変わっていくかもしれません。
そうなると、もうお気付きですよね?
皆さまの会社が大切にしている10項目は、何でしょうか?
これが、最も大切ですよね!
この機会に、会社が大切にしていることを、きちんと評価できる仕組みになっているか、見直してみてはいかがでしょうか?
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.118