2022/02/16
TOC
全体最適思考
ブログ筋トレ
2019/04/11
TOC
学び
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日に引き続き、TOCのシニアコースでの学びを振り返ってみます。
初日の振り返りは、こちらからどうぞ!
TOCシニアコース2days【博多開催】1日目
この記事の内容
2日目は、9時集合9時半開始だったのですが、先に集まった参加者の皆さまのために、9時10分くらいから、清水先生の特別講座が始まりました。
先に来られた方は、超ラッキーでしたね!早起きは三文の徳!
トレンド分析の手法や、季節指数を使った経営計画の作り方などを、さらっと教えて頂きました!
これがまた、凄かったんです。
どう凄かったのかは、参加者の特権ということで。
さて、2日目ですが、初日に学んだシミュレーション#1〜#4では、解決に至らない場合の新たな理論、S-DBRを使ったシミュレーション#5からのスタートでした。
中小零細企業は、大手と違い、資源にゆとりというのは殆どありません。
人もお金も時間も場所も、リスクを直接的に受けてしまい、立ち直れないこともしばしばあります。
だからといって、全てにゆとりを作れるかと言うと、それほど現実は甘くありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは、最後の最後にバッファ(クッション材、ゆとりになるもの)を集め、そこでリスクを吸収(リスクに備える)していくしかありません。
そのバッファを、グリーン、イエロー、レッドの信号機を使って、コントロールしていくのです。
この理論を全く知らなくても、楽しみながら体得できてしまうのが、シミュレーション#5です。
両チームともに失敗を体験でき、大いなる学びにつながりました!
※添付の写真は、清水先生から資格を頂いたインストラクターのみ、使用、購入を認められたものです。
ゲームが終わってからは、清水先生が作成されたシステムや、数々の事例を沢山紹介して頂きました。
添付の写真は、面グラフです。
何を示しているグラフかは別として、右に時間軸を取っていますので、時間の経過と共に、どんどんとグリーンが増えていることが分かります。
つまり、改善していってることが、一発で分かりますよね。これが、見える化です。
学生症候群という言葉をご存じでしょうか?
簡単に言うと、夏休みの最終日になって、必死で宿題を終わらせている状態・・
つまり、最後の最後になって慌て始めることを表しています。
学生という言葉が使われていますが、社会人になっても、このクセが抜けきれない人を多く見かけます。
宿題なら遅れても良いということではありませんが、仕事を最後に慌てて終わらせると、品質が落ちたり、怪我をしたり、最悪の場合には、間に合わなかったりしますよね。
そんなときに限って、別のリスクが起きたりしますから、精神的にもよくありませんし、チームの雰囲気も最悪になってしまいます。
時すでに遅し!となる前に、最後の最後に残しているバッファをコントロールすることで、いつでもリスクを吸収できる状態で在りたいものです。
添付の写真をご覧下さい。
Aさんの仕事の責任は、自分の仕事を終わらせるまでの(1)でしょうか?それとも、Bさんが仕事を始めるまでの(2)でしょうか?
部分最適を生まず、全体最適が生まれやすいのは、どちらの評価基準でしょうか?
清水式TOCでは、(2)が正解となります。
清水式TOCの根底にあるのは、愛であり、和なのです。清水式TOCを実行すれば実行するほど、会社に愛があふれ、和がうまれる。
そして、全員でニコニコしながら、圧倒的な成果を生み出し続けることを目的として、自分たちの会社を自分たちの手で改善できるように学び続けるのです。
2日間を通して、シニアインストラクターとして考えていたのは、いかに、現場の方に考えて頂けるか?
いかに、現場の方が考えたくなる関わり方ができるか?
そのために、私はどうあるべきなのか・・?
関わらせて頂く企業様が、自律自走できるようになったら、すぐにその場を去る。
そして、次に向かう。
成果はいつも企業様のものだから。
今回、新たに6名の、ジュニアインストラクターが誕生致しました。
今後も、各地区の最上級インストラクターの皆さんと共に、清水式TOCの普及を通して、愛と和を根底とした企業作りに邁進してまいります。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を、最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします!!
ブログ筋トレVol.5