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2021/07/17

MQ会計

MQ戦略ゲーム

製造業に、MQ会計は合わないのか・・!?

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、川原塾・九州経営問答会のご案内を致しました。


昨日のブログは、こちらです。

川原塾・九州商人倶楽部での学び


川原塾の仕組みは、本当に素晴らしいと思います。


入会するときに、66万円(税込み)の入会金と、塾長による面談がありますが、これをクリアすると、月々1万1千円(税込み)の会費で、どこまでも学ぶことができます。


そして、その学びは多岐にわたり・・


各期の川原塾、経営問答会、分科会(営業、お金、モノポリー、メルカリなど)だけではなく、川原さんに経営相談も可能なのです。


現在、各分科会に登録なさっている方は、1,000人を超え(川原塾生以外も参加可能)、川原塾・九州商人倶楽部のグループは、50名を越えてきました。


来年には、もっともっと多くの方と共に学ぶ、活発な組織になっていると思います。


川原さんのお人柄も、とっても魅力的です。


ぜひ、共に学びましょう!


川原塾の詳細は、こちらからどうぞ!


それでは、今日のブログです。



製造業に、MQ会計は合わないのか・・!?

私は、1998年から2011年まで、税理士事務所にて働いておりました。


そして、2006年にMGに出会うまで、一所懸命に勉強していたのが、財務会計と管理会計でした。


過去形!?


はい、その2つの勉強は、もう止めてしまいました。


会計が分かったから?


いいえ、違います。


それは、MQ会計と出会ったからです。


では、【財務会計・管理会計】【MQ会計】の、大きな違いは何か・・?


それは、MQ会計は、科学的だということです。


つまり、正しく粗く、計算ができるのです。
*粗くといのも大切。


そして、計算を可能にするために、MQ会計では、下記の5つの要素を使います。


P:Price 1品あたりの売価


V:Variable Cost 1品あたりの原価


Q:Quantity 販売数量


F:Fixed Cost 期間費用、固定費、販売数量に比例しない経費


G:利益(経常利益)


この5つの要素で会社を表したのが・・


PQ=VQ+F+G


という、西先生が考案した【企業方程式】です。
*企業方程式は、(株)西研究所の登録商標です。


この方程式を分解することで、P公式やV公式など、今までは計算することが出来なかった要素が、計算できるようになりました。


では、ここで本題です。


先日・・


我々のような製造業では、MQ会計は使えないのではないか・・とのご意見(ご質問)を頂きました。


理由を伺ってみると・・


労務費や工場経費は、原価として考えないと採算が取れない・・


つまり、製品1個あたりに含まれる労務費や工場経費が分からないと、値段の付けようがない・・


と、いうことでした。


その通り!と、思われましたか?


それとも、この会社、ヤバい!と思われましたか?


これが、運命の分かれ道だとすると・・


その通り!と思われた方は、その考え方が、会社を駄目にしていく可能性があります。





そして、私は、次のように質問しました。


例えば、製品を値引きしなければならなくなった時、真っ先に何をお考えになりますか?


すると、こう仰いました。


コストを削減するために、たくさん作らせます。


如何でしょうか?


きっと・・


この会社は、黒字倒産に向かってしまう・・


なぜなら、受注が増えているからではなく、【コスト削減のため】に生産数量を増やすのですから・・


つまり、製造業にMQ会計が合わないのではなく、この方の考え方に、MQ会計が合わないのです。


もっともっと多くの方に、MQ会計を広めなくては・・


そう心に誓った瞬間でした。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.832-1


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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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