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2020/06/21

MQ戦略ゲーム

学び

行入が先、理入は後。 〜試行ではなく思考から入ると失われていくものとは?〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、無観客で開幕したプロ野球について書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。
幼少の頃、プロ野球中継ばかり見ていた私は、プロの選手は、試合中に声を出さなくて良いんだって思ってました。


ウソのような本当の話ですが、プロ野球をテレビでしか見たことがなかった私は、プロ野球選手は、試合中に声を出さずにプレーするものだと、勝手に思い込んでいました。


改めて、テレビからの情報っていうのは恐ろしいなって感じています。


見える情報、そして、聞こえてくる情報を、何も疑うことなく信じてしまう。


昔のように、情報を取り入れる手段が少ない時代ならまだしも、現代のように、情報が取り放題であったとしても、テレビからの情報による影響は大きい・・


これからは、情報を鵜呑みにして翻弄されて生きるのではなく、情報を聞く側である私たちが、その【在り方】によって、情報を判断しながら生きていかなければなりません。


皆さまは、様々な情報が入ってきたとき、その情報を何で判断なさいますか?


別に、何も思いませんか?


まずは、感情が動きますか?


それとも、その情報の背景を考えますか?


まさに、人それぞれですよね・・


と、書きつつも、人それぞれだからこそ、弊害が起きてしまっている・・


長くなりそうなので、これはまた、別の機会に書いてみますね。


それでは、今日のブログです。



行入が先、理入は後

私は、2006年の9月に、師匠である西順一郎先生とのご縁を頂きました。


それから14年。


本当に様々なことを学ばせて頂き、もちろん、これからも学び続けていきます。


今日は、その学びの中でも、すごく大切な1つをご紹介させて頂きますね。


1つと言いましても、私の人生は、西先生との出会いによって大きく変わりましたので、騙されたと思って実践なさってみると、皆さまの人生も大きく動き出すかもしれません。


それくらい、私にとっては重要で、かつ、インパクトの大きな学びだったということです。


それは、


行入が先、理入は後


という考え方です。


行入とは、【まず、やってみる】ということです。


例えば、皆さまも、その幼少の頃に自転車に乗る練習をなさったと思います。


そのとき、何はともあれ、まずは乗ってみませんでしたか?


自転車の仕組み、構造、どうやって動く乗り物か・・・


そんなことを教わる前に、まずは、乗ってみたと思うんです。


これが、行入です。


四の五の言わずに、まずは、乗ってみる。


やってみる。


そして、やれるようになったら、理論・理屈の勉強をする。


できなかった経験や、やれるようになった経験があるから、どんどん理論が入ってくる。


この順番で、学びを深めていくのです。


もし、その経験がもしなかったとしても、容易に想像がつくと思いますが、如何でしょうか?


なので、西順一郎先生の元で共に学ばせて頂いてる先輩からのお言葉で、息子にテニスを教えて頂くことになりましたが、やっぱり【行入】が先でした。


まずは、テニスコートに集合です!





そして、出来ようができまいが、まずは、ボールを打つことから練習のスタートです。


このボールを打ったという紛れもない事実が、後々に繋がっていくのです。



試行ではなく思考から入ると失われていくものとは?

一方で、今の学校教育のように、理論・理屈の詰め込みに重きがあると、どんな人材が育まれていくと思われますか?


確かに、知識の豊富な人材が育ちそうですよね。


しかし、この人たちからは、とっても残念ですが、【チャレンジ精神】が失われていきます。


何故でしょうか?


それは、頭で考えて、やれるかやれないかを判断するようになるからです。


まだ、やったことがないんです。


やったことがないことを、最初から上手くやれるわけがないのです。


ただ、この上手くやれない自分を想像してしまうことで、やってみることが出来なくなるのです。


イノベーションがなかなか起こせないと言われる日本。


一方で、イノベーション大国と言われる北欧。


私は、この違いを生みだしているのが、


日本の教育は、理入が先、行入は後であり、


北欧の教育は、行入が先、理入が後だからではないかと考えています。


あーでもない。


こーでもない。


議論ばかりに時間を費やし、結果として、長期間にわたり何もやっていない会社。


議論をする前には、必ず、やってみたという実践が伴っている会社。


どちらが、いい会社になる可能性が高いでしょうか?


私は、後者だと思います。


なので、これからも、実践を通して、最善を考える会社創りをしていきます!


皆さまの会社は、思考が先ですか?


それとも、試行が先ですか?


ぜひ、試行を増やしてみて下さいね。


人生も会社も、大きく変わっていくかもしれませんよ。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.441-1

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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