2022/03/30
書評
ブログ筋トレ
2020/02/08
書評
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、全体最適思考のインストラクターになるために、清水式TOCシニア研修について、ご紹介させて頂きました。
昨日のブログは、こちらです。
清水式TOCシニア【博多開催】 〜全体最適思考のインストラクターとして、業務改善にチャレンジしてみませんか?〜
その中で、TOCは手法ではなく、成果を作り出すための【根幹をなす考え方】だとお伝えさせて頂きました。
考え方が間違っていたら、評価が間違っています。
評価が間違っていたら、行動が間違っています。
行動が間違っていたら、問題が起きます。
このループを消すためには、誤った考え方に気付く必要があります。
ぜひ、清水式TOCシニアにご参画下さいませ。
それでは、今日のブログです。
この記事の内容
今日は、SBIホールディングス代表取締役社長である北尾吉孝さんが書かれた、強運をつくる干支の知恵について書評させて頂きます。
まず、結論から先に言ってしまいますが、【干支に興味がある方】は、絶対にお勧めです!
私は、STR(素質適応理論)や空学を通して、【時(とき)】というものを学んでいます。
今年は、どういう【時(とき)】なのか?
あるいは、誕生日や設立年月日が分かれば、その人や会社に合わせて、どういう【時(とき)】の中にいるのか、アドバイスさせて頂いていました。
その内容や様子をみて、【占い師ですか〜?】と言われたりしていましたが、その違いを明確に説明出来ず、【そうですよ〜!】なんて答えたりしていました。
でも、今日からは違います。
この本の中に、その違いが明確に書かれていました。
とくに、第1章から第3章までは、なぜ【干支(かんし)】が必要なのか、その歴史的な背景から書かれており、何度も読み返したくなる内容でした。
そういうことなんだ!
知っていたようで、知らなかったことが、いくつも出てきました。
十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)、まずは、十干を学ばなければいけない理由も分かりました。
五元素がどのように確立され、それが、どのようなカタチで陰陽五行説に発展し、暦として進化を遂げてきたのか、その背景を知ることが出来ました。
また、【東洋史観】という言葉が出てくるのですが、西洋との違いが明確になりました。
これからは、【東洋の時代】と言われますよね。
東洋は、何を大切にして発展してきたか。
それは、精神(心)ですよね。
つまり、モノの時代から、精神(心)の世界に戻ります。
人、自然、時などから学び、融合し、調和して生きる精神性です。
だとすれば、私たちは、今まさに、東洋史観を学ばなければいけないと思うのですが、如何でしょうか?
第4章からは、SBIホールディングスのリーダーである北尾さんが、約7,000人の社員さんにむけて、年始の挨拶で何を語っていたのか、その具体的な内容が明らかになっています。
例えば、2011年の始めには、次のようなことを仰っています。
今年は、辛卯(しんぼう・かのとう)という年です。
このような年相において今年は、第一に全グループとして地震等の災害に向けた対策を十分にする。
特にシステム面で万全を期すことが大切です。
この年、東北地方太平洋沖地震が起きたことは、私たちの記憶から消えることはありません。
如何でしょうか?
歴史的に、辛卯という年には、何が起きていたのか。
そして、その前後には、どういう流れがあったのか。
さらに、今の時代に合わせて、その流れがあるのか無いのか。
そういった点から鑑みて、今年、我が社は何に注意し、どこに向かうのか。
北尾さんは、リーダーとして、干支をもとに時代を読み解かれていました。
帯にも書かれていますが、占いという類いではなく、私たちの運命・社運・国運をより良きものにするための【予知学】なのだと、ハッキリと認識することができました。
北尾さんは、十干は幹であり、十二支は枝葉であると仰っています。
つまり、十干からしっかりと学びなさいということです。
そして、第1章から第3章までの内容は、読めない漢字に苦労はしますが、【十干十二支の原点と使い方】を学びたい方には、すごくお勧めです。
また、安岡正篤先生や森信三先生などの言葉が、たくさん引用されており、次に、何を学ばなければいけないのか、感じ取ることができます。
深めようと思えば、どれだけでも深められる世界。
まずは、この本で、干支の全体像を掴んでみては如何でしょうか?
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.307