ブログ筋トレ

           

2020/02/04

書評

頑張っているけど、なかなか成果に繋がらない人にお勧め ブライアン・トレーシー著:大切なことだけやりなさい

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日は、2020年の立春に合わせて、企業ロゴの変更を発表させて頂きました。


昨日のブログは、こちらです。
2020年2月4日 立春の日に、NICE ONのロゴを変更致します!


慣れ親しんだブルーから、ゴールドへの変更ということで、私自身も慣れないといけませんが、ゴールドにした理由が明確なので、不安は一切ありません。


兎にも角にも、【至誠、天に通ず】の企業倫理と【一致する行動】を追求し、その域に達するのみです!


それでは、今日のブログです。



ブライアン・トレーシー著:大切なことだけやりなさいについて

今日は、ブライアン・トレーシーさんが書かれた、【大切なことだけやりなさい】の書評をさせて頂きます。





もともと、この本の原書は、FOCAL POINTというタイトルで、日本語の翻訳も出版されていました。


その後、残念ながら絶版になったそうですが、レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役社長である本田直之さんによって、再翻訳、再編集され、再度、出版されることになりました。


まずは、この経緯からも、本田直之さんの、この本に対する【思い入れ】を感じることが出来ますよね。


それが証拠に、本田直之さんは、次のようにこの本を紹介なさっています。


本書を速読して、使えるところだけを拾っても意味はない。


ペンとメモ帳をもって書きながら、考えながら読んで欲しい。


私(本田直之さん)は、本書で人生にレバレッジをかけたのであり、この本は、【類書のない名著】として、強くお勧めする。


本田直之さんが、人生を上昇気流にのせる決定的1冊としてご紹介なさっていますので、まずは、仰るとおりに読んでみました。


すると・・・


下の写真の通り、だいぶ折り目を付けてしまいました!





なぜなら、あとでまたじっくりと考え直したくなるような、良質な問いが目白押しだからです。


というより、ずっと問われ続けている感覚です。


本田直之さんが、ペンとメモ帳を持って、考えながら読んで欲しいと仰った理由が、しっかりと伝わってきました。



もっとも大切なポイントを見極める能力

私たちの人生において、どれほどのことが達成できるのか?


これは、何によって決まるのでしょうか?


本書は、ここに焦点が当てられています。


その焦点こそが、【FOCAL POINT(フォーカルポイント)】になります。





そして、本文では、フォーカルポイントの中心となるのは、【自分が何者で、本当は何がしたいのか】を明確に認識することであると書かれています。


つまり、まずは、下の2タイプに分けられます。


自分が何者で、本当は何がしたいかも【分かっている】


自分が何者で、本当は何がしたいかも【分かっていない】


この2つのタイプを、行動という側面からみると、下の4つに分けられます。


A:自分が何者で、本当は何がしたいかも分かっていて、【そこに時間を使っている】


B:自分が何者で、本当は何がしたいかも分かっているけど、【そこに時間を使えずにいる】


C:自分が何者で、本当は何がしたいかも分かっていないけど、【とにかく頑張っている】


D:自分が何者で、本当は何がしたいかも分かっていないけど、【何とかなると思っている】


この中で、もっとも大切なポイントを見極められており、かつ、行動に移せているのはAの人たちになりますよね。


なので、このタイプの皆さまにとっては、ごくごく当たり前の、本質的なことが書かれているように感じるのかもしれません。


頑張っているけど、なかなか成果に繋がらない人にお勧め

それと、Dのタイプの人にはお勧めしません。


この本は、頑張っている・・、あるいは、もがいている・・


こういうタイプの皆さまにこそ、効果があると思いました。


なので、その観点からすると、BとCのタイプの人たちにはお勧めです。


この本の問いに答え続けることで、今のジレンマから抜け出すキッカケを掴めるのではないかと思いました。


なぜなら、BとCのタイプの皆さまは、【過去の当たり前】という考え方が、邪魔をしていると思うからです。


今という時代は、昔のままで通用しなくなっています。


この本は、自らの内なる声に気付き、新たな自分(マインドセット)として、行動することの大切さが書かれています。


仕事、家庭生活、資産、健康と体力、個人的成長、社会や地域、精神的成長という7分野について、それぞれに書かれてはいますが、その根幹となる本質は1つです。


自分の思考がモノゴトの原因であり、その結果としての現状がある。


ようは、考え方です。


今のままの考え方で、未来は、どうなっていますでしょうか?


最後に、本書からの問いを抜粋させて頂きますね。


わたしにとって、いちばん価値のある行動は何だろう?


わたしの仕事に最大の価値をもたらす行動は何だろう?


なぜ私は給料を支払われているのだろう?


わたしは、どんな成果を達成するために雇われているのだろう?


もっとも時間を有効に使うには、何をしたらいいだろう?


如何でしょうか?


本書には、こういった問いが、ずっと続けられています。


頑張っているのに、なかなか成果があがらない・・


少しだけ立ち止まって、本書を読んでみては如何でしょうか?


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.304

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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