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皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、まずは、貸借対照表の左側を記載し、右側との差額をどのように埋めるのか、その過程が大事だということを書かせて頂きました。
昨日のブログは、こちらです。
5年後の貸借対照表を作ってみよう! 第8回 〜貸借対照表は左側からのほうが作りやすい〜
今日のブログでは、5年後の貸借対照表を作成する中で、出た差額をどのように埋めたら良いか、いくつかの例をあげて、ご説明させて頂きます。
そのあとは、ぜひ、皆さまご自身が、5年後の貸借対照表の作成に取りかかってみて下さいね。
それでは、今日のブログです。
先に、大切なことをお伝えさせて頂きますね。
5年後の貸借対照表は、ありありとそのイメージができるまで、何回も何回も繰り返し作ってみて下さい。
私たちは、数字合わせをしているのではありません。
私たちの野望を実現するために、その想いを貸借対照表に描こうとしているのです。
なので、1回でできるかどうかは、問題ではありません。
できたとしても、違うと思えばやり直します。
それも、何度も何度も。
この過程が、私たちの脳に刻み込まれていきます。
そして、この過程を乗り越え、真の貸借対照表に辿り着いた社長が、その想いを実現させた姿を、何度も目にしてきました。
だからこそ、あまり焦らずに、ゆっくり、そして、じっくり取り組んでまいりましょう。
では、差額の埋め方のお話に移りましょう。
まずは、昨日のブログに記載した貸借対照表をご覧下さい。
この貸借対照表の中で、5年後に、借入金が7,000万円あることに違和感を持ったとします。
5年後は、無借金経営を実現したい・・
だとすると、次のような貸借対照表にしなければなりません。
ご覧の通り、左側と右側の合計に、70の差額が出てしまっています。
さぁ、ここからです。
5年後に、キャッシュを1億円作ることを掲げて、貸借対照表の作成に取り組んできましたので、現金を減らすわけにはいきません。
皆さまなら、どうなさいますか?
1つめは、右側を70増やすために、利益と納税を増やす方法があります。
利益の40%を納税と考えていますので、納税が28、そして、累積利益が42増えますよね。
貸借対照表は、次のようなカタチになります。
これで、【数字】は合いました。
しかし、【社長の想い】とはズレてしまいました。
納税を終えたら、1億円のキャッシュが残らなくなってしまいました。
つまり、これではダメだということですね。
では、次にいきましょう。
右側を70増やすのであれば、増資をして、資本金を増やすということも考えることができます。
7,000万円の増資・・・?
もし、全くイメージができなかったとしたら、これもダメですね。
1つの方法ではあると思いますが、イメージができなければ、これでOKとは言えません。
煮詰まってきましたね・・。
左側の項目に、これといって額を減らせるモノもありませんし、減らしたとしても、7,000万円の差額を埋めることは難しそうです。
さぁ、どうしましょう?
1億円のキャッシュを諦めますか?
それとも、無借金経営を諦めますか?
調達をして、資本金を増資するとどうなるのか、そのメリットとデメリットを徹底的に調べてみますか?
いずれにせよ、今のままでは、想い描いた5年後には辿り着きません。
でも、諦めたらダメですよ〜!
もっともっと考えれば、良い方法が見つかります。
かりに、思いつかなかったとしても、5年後ではなく、7年後なら野望が実現するかもしれません。
5年後まで頑張って、ダメだった・・・
ではなく
スタートを切る前に、できるのかできないのか、数字で確認しましょう。
数字から逃げなければ、数字は、皆さまの野望を後押ししてくれます。
ぜひ、トライしてみて下さいね。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.283