2022/03/30
書評
ブログ筋トレ
2019/09/16
書評
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日は、大阪への日帰り出張でした。
新鳥栖駅から乗り換え無しで新大阪駅に行けるので、最近は、専ら新幹線を使うようになりました。
乗っている時間は、3時間弱ありますが、起きていられれば、本を1冊読むのにちょうどいい時間になります。
ということで、今回の出張に選んだ本は、松永修岳さんの【運の管理学】です。
裏表紙には、上場会社のトップたちをうならせた、【運の専門家】が教える、【最強の開運術】と書かれていました。
怪しく感じますか?
私は、そうは思いませんでした。
それどころか、結論から言うと、途中で眠たくなることもなく、一気読みしてしまったほど、めちゃくちゃお勧めの本でした!
この記事の内容
皆さまは、【運】とは何か?について、考えたことがありますでしょうか?
私は、恥ずかしながら、考えたことがありませんでした。
というより、考えて分かるようなものとは思えませんよね。
そんな私でもというか、そんな人たちでも大丈夫なように、まずは、運についての解説がありました。
著者の松永さんは、運とは、自分の望みを叶えてくれる【情報】と【エネルギー】だと仰っています。
つまり、運が良い人は、事をなすのに必要な情報とエネルギーを受け取ることができ、運が悪い人は、その情報とエネルギーを受け取ることができないということです。
では、この違いは、どこから生まれるのでしょうか?
それは、起こったことを前向きに受け止められる【心のシステム】が、備わっているかどうかだそうです。
例えば、何かに蹴つまずいた時・・・
運が良い人は、これくらいで済んだことを喜びます。
運が悪い人は、蹴つまずく原因を作ったモノに当たり散らします。
これは、すごく想像がつきますよね。
この両者には、全く同じことが起きたのですが、心のシステムが違うゆえに、全く違う人生を歩むことになるのです。
まさに、先日ブログにてご紹介させて頂きましたが、【牛と蛇、飲水の如し・・事業構造そのものが変わらなければ、作り出されるモノの根本は変わらない】と同じ事ですね。
皆さまは、風水をご存知でしょうか?
内容はよくご存知でなくても、聞いたことはある方は多いのではないでしょうか。
私はと言うと、風水と聞いても、占いとか迷信みたいなものだと思い、その学びを深めてみたいと思ったことはありませんでした。
ただ、ご縁があり、大阪の師の元で学ばせて頂くようになり、占いという類のものではないことが分かってきました。
著者である松永さんも、風水のことを、占いとかではなく、【環境脳科学】として紹介されています。
科学的なので、その原理原則を使えば、いくらでも再現が出来るのです。
そして、なぜ科学的と言えるのか、その根拠を次のように説明されています。
【環境】が発している【情報(=氣)】が、五感を通じて【脳】や【心理】に影響を及ぼしているという事実に立脚している。
【環境】のもつ【情報】を調整し、五感を通して【脳】に好ましい【情報】を送り込み、【心】と【体】を最高のレベルへと高めていくことで、【経済的成功】などの目的を達成する。
つまり、【環境】と【脳】、【脳】と【運】との密接な関係を、【風水】は何千年も前から理解しており、【環境】を通じて【運】をマネージメントする術を発達させてきているのです。
もう一度、書きますね。
運とは、情報とエネルギーなのです。
その情報とエネルギーは、良い環境からも悪い環境からも、否応なしに影響を受けるのです。
潜在意識を強化するとすれば、どちらの環境に身を置くべきかもうお分かりですよね。
これまでは、環境は、運に影響を与えていますよ!というお話でした。
ここでは、【運】を良くするための【4つのステージ】が紹介されていました。
ステージ1:【炎】
湿気った心に火を付ける
皆さまの周りには、いつも燃えている人は居ますか?
松永さんは、運命を変えたければ付き合う人を変えなさい!と書かれていました。
つまり、あなたの湿気った心に点火してくれる、燃えている人とお付き合いをするのです。
まずは、自分が燃え上がるステージですね。
ステージ2:【風】
風を呼び、風を起こす
情熱的な人は、風を呼ぶそうです。
風とは何の事でしょうか?
それは、【情報】のことです。
燃えている人が動くと、情報の風が吹き寄せてくるのです。
自ら燃え、自ら発信することが大事ですね。
ステージ3:【雲】
雨を降らせる雲を呼ぶ
ここでは、ステージ2の風を使って、雲を呼ぶのです。
雲とは何の事でしょうか?
それは、【お金に変わる前のビジネスの種】です。
すべてのビジネスは、情報のあとに始まることを理解しておかなければなりませんね。
ステージ4:【雨】
恵みの雨で運を育てる
雲は、やがて雨を降らせます。
その雨の正体は、【財】つまり【お金】のことです。
注意点としては、そう簡単には雨は降ってくれないということです。
なので、大切なことは、ステージ1から3を、何度も繰り返すことだと松永さんは述べられています。
それにしても炎で風を起こし、雲を呼び雨を降らせるって格好良い表現ですよね。
この章では、どのように環境を整えれば良いのか、具体的に紹介がありました。
運が良くなる家
運が良くなる玄関
運が良くなる寝室
運が良くなるトイレ
運が良くなるお風呂
運が良くなるリビング
運が良くなる土地
あまりに具体的に書いてあったので、私の家族LINEに写真をどんどんアップして、こういう家を目指して幸せになろう!ってメッセージしました。
一通り読んでみて、大切だと思ったことが2つありました。
1つは、兎にも角にも【片付け】と【お掃除】を心がけて、家を綺麗にしておくということ。
もう1つは、人が集まることで、家が【お金】も【運】も稼ぎ出してくれるということです。
ようは、家をいつも綺麗に保ち、人がいつでも集まれるようにする。
これに尽きるなと思いました。
著者である松永さんが、実際に、クライアントさんに実施なさっているのが、【中国古典】が教える、【幸福な成功者】になるための5つの要素に基づいた、【幸福な成功の王道】に乗せる方法だそうです。
私の大阪の師は、王道に乗せることを【道を付ける】と表現されます。
きっと、その本質は同じ事だと思います。
・【身の程】を知ること
・【天の時】を活かすこと
・【地の利】を活かすこと
・【人の和】を高めること
・【実力】を高めること
中国の賢者たちは、【天の時】【地の利】【人の和】、すなわち【天・地・人】すべてが揃ったときに、初めて行動を起こし、成功をおさめてきたそうです。
皆さまは、如何でしょうか?
私は、【運】よく、この学びを深められる大阪の師とのご縁を頂きました。
【天の時】を活かす術は、【奇門遁甲】にあり
【地の利】を活かす術は、【風水環境科学】にあり
【人の和】をもたらす術は、【修身】にあり
松永さんが書かれたこの3つの文章に、鳥肌が止まりませんでした。
一言で言うと、運は、マネジメントできる。
つまり、【コントロールできる】ということを念頭においておくのです。
私たちは、自分たちの【意識】や【行動】次第で、いくらでも人生を豊かに変えられます。
これは、会社でも同じ事ではないでしょうか。
10年あれば、会社は絶対に変えられる。
私が今、学ばせて頂いていることは、深めれば深めるほど【絶対的な守り】として、大切な皆さまのお役にたてると思いました。
そして、そうなる!と心に誓いました。
占いとかではなく・・
【道を付ける】ための学びとして・・
ぜひ、読んでみて頂きたい一冊に出会いました。
ただ、Amazonで見てみると絶版で、中古しか買えないようです。
なぜ、こんな良い本が・・
そう思わずにはいられない、とっても良い本です!
心からお勧め致しますよ〜
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.163