ブログ筋トレ

           

2019/06/25

書評

久瑠あさ美著:メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術 Vol.3 〜あなたの前に魔法のじゅうたんが現れたら、何の躊躇もなく飛び乗れるか?〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


第4回となる名古屋での研修の初日を、無事に終えることができました。


13名の皆さまと共に学び合っておりますが、年齢も業種も立場も違う皆さまが、それぞれに良い波動を出してくださり、本当に素敵な場になっておりました。


こういうときの交流会は、やっぱり盛り上がります。


この勢いで、2日目も濃い学びの場にしたいと思います。



未来の記憶を創り出す

今日のブログは、【未来を動かす時間術】の完結編になります。


まず、結論からお話しさせて頂きますが、このパートは、本を読みながらの気づきが多くて、最高に面白かったです!


特に、久瑠さんとTさんの対談の様子が書かれているのですが、この部分はぜひ読んで頂きたいなと思いました。


それでは、このパートの内容に移りますが、本を読みながら、大阪の師の言葉がずっと頭をよぎっていました。


【自分を去れ】


【心の仕事は、思うことのみ】


それくらい、この2つのことに、とてもリンクした内容になっていました。


人間というのは過去の記憶を捨てきれずに、


現在という時間に身を置き、


不確かな未来に意味もなく不安を抱く。


久瑠さんが書かれたこの文章も、大阪の師からの学びの中で、いつも痛感させられることなのです。


こういう状況になってしまうと、未来への意思決定ができるはずがありませんよね。


自らが勝手に創ったメンタルブロックによって、未来を創り出せない・・・


未来を創り出せないということは、心の仕事を全うできないのと同じです。


なぜなら、心の仕事は【思うことのみ】なのです。


そして、思うとは、【望みを引き寄せる力】のことを言います。


寝ても覚めても、覚めても寝ても、思い続けること。


すると、イメージした未来が、向こうから勝手にやってきてくれる・・・


でも、思うことができなければ、そこに理想の未来はない!


本を読みながらでしたが、同時に、大阪の師も語って下さっているような気持ちになりました。



潜在能力の使い方

では、過去の自分を去り、自ら創り出した未来を叶えるには、どうしたらいいでしょうか?


そのカギを握っているのが、私たちに備わっている【潜在能力】なのだそうです。


ということは・・・


潜在能力が発揮できる人は、決して特別な人ではなく、未来をありありとイメージできているかどうかがポイントなのです。


著者である久瑠さんは、そのための具体的な方法として、【寝る活】を紹介して下さっていますが、これも、大阪の師からの教えと同じ内容でした。


寝る前に、何をして寝るのか。


つまり、寝る前の時間の使い方が大切だと仰っているのです。


これは、大きな気づきを頂きました。


皆さま、想像してみて下さい。


【未来の記憶を創り出す】技によって、未来がありありとイメージできました。


そして、その未来を【寝る活】によって思い続けています。


だから、未来の方から、勝手にどんどんと近づいてきてくれています。


すると、どうでしょうか?


今という時間、今までと同じ感覚でしょうか?


今までと同じ意思決定を、繰り返すでしょうか?


私、何やら掴みかけている気がします!


この章の最後に、このような文章が書かれています。


あなたの知らない潜在的な”自分”に出会うこと。


それが人生の醍醐味です。


めちゃくちゃ、心に響きました〜


このパート、まだまだ何回も読み返したいと思います。



未来をきゃキャッチする

ここで、この本に書かれている内容を、そのまま引用させて頂きますね。


イメージしてみて下さい。


もしも魔法の絨毯があなたの元へやってきたとしたら、その瞬間、あなたは何の躊躇もなく飛び乗ることができるでしょうか。





「これはいったい、どこからやってきたのか」


「一度乗ったら、元の世界へ戻れないのではないか」


そんな不安がよぎりはしないでしょうか。


そう思うあなたは、いたってまっとうな人間です。


如何でしょうか?


私は、この文章によって、久瑠さんが何を伝えようとなさっているのか、感じ取れたような気がしました。


そうか。


自意識に麻酔をかけて、未来記憶を創ったとしても、目の前にやってきた未来をキャッチするときに不安になってしまったら、何の意味もないですよね。


このパートの冒頭の文章が、【人生の問いかけに「YES」と言うこと】だったのですが、未来をキャッチするためには、【はい、喜んで!】が大事なのだと気付かせて頂きました。


メンタルブロックがかかり、やるかやらないかを検討するのではなく、


【出来るかどうかは分かりませんが、やらせて下さい】と申し出る。


これが、【未来をキャッチする】ということなんですね。


また、久瑠さんは、次のように続けられました。


未来をキャッチする業は、魔法の絨毯と同じ。


無我夢中で飛び乗る瞬間に、とんでもない力が引き出される。


それが人間の潜在能力です。


すごく、心躍る文章だと思いませんか?


飛び乗る瞬間に、とんでもない力がでる!


よし!と決めたときの、あの瞬間。


思わず力が入るくらい、ありありとイメージができました。


同時に、昨日のブログで紹介させて頂いた、時の流れの話も思い出しました。


過去からの延長線上に未来があると考えている人。


そして、現実を軸に過去と未来を考えている人。


この2つのタイプの人は、きっと、この魔法の絨毯に飛び乗れないだろうな・・・


未来に軸を立てて、未来が近づいてきてくれている感覚を、やっぱり養っていきたいですよね。


目の前に魔法の絨毯が現れたら、パッと飛び乗りたいですよね。


私も、この本で紹介されているトレーニングを実践しようと思います。



72時間のフレームで考える

それが、【72時間のメソッド】というものなのですが、この考え方の本質は、TOCのS-DBR理論と全く同じでした。


ビックリするくらい、これまでの様々な学びが凝縮されていて、本当に読み応えがある本です。


1日24時間でものごとを考えるのではなく、72時間のフレームで考える。


そして、余裕(ゆとり)は最後に残す。


そうすることで、【今という時間】のとらえ方が随分と変わりますよね。


24時間で考えると無理だけど、72時間というフレームで考えるなら【やれる】


つまり、やれる。


如何でしょうか?


すごく具体的に書かれていますので、ぜひ、読んでみて下さいね。




3日間にわたり、本を読みながら書評させて頂きましたが、本の内容が素晴らしくて、とっても楽しい時間でした。


久瑠さんの本を、もっと読んでみたいと思いましたし、何より、セミナーに行ってみたいと思いました。


まずは、情報収集から始めます!


そして・・・


もし宜しければ、未来を動かす時間術のVol.1とVol.2のブログも、読んで頂けると嬉しいです!


久瑠あさ美著:メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術 Vol.1 〜人の潜在能力は、何のために備わっているのか?〜


久瑠あさ美著:メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術 Vol.2 〜考え方を変えなければ、ポジティブな未来は無い〜


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.78

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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