ブログ筋トレ

           

2019/06/23

書評

久瑠あさ美著:メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術 Vol.2 〜考え方を変えなければ、ポジティブな未来は無い〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


無事に名古屋に到着し、今、会場準備をしています。


テーブルの配置は終わったのですが、肝心の研修道具が届かないため、ここぞとばかりにブログを書き始めました。


移動時間中に、今回のブログを書くための読書は終えていたので、何か、いい感じです!


それでは、昨日に引き続き、【メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術】の書評をさせて頂きます。




自意識に麻酔をかける

著者である久瑠あさ美さんは、この本の中で、【時間の流れ】について次のように問われています。


皆さまの時間は、どのような向きで流れていますか?


①過去→現在→未来


②過去←現在→未来


③未来→現在→過去


私は、③だと思いつつ、日々の意思決定においては、①が影響しているように感じました。


皆さまは、如何でしょうか?


ぜひ、何番に該当するか、選択をなさって下さいね。


なぜなら、久瑠あさ美さんは、それぞれのタイプには特徴があると書かれているからです。


選択して頂きましたでしょうか?


それでは、その説明をご紹介させて頂きますね。


①については、【過去に軸】があり、過去の失敗した記憶が積もりにつもり、出来なかったことに支配されて、ポジティブな未来を描くことが出来ない人が多いそうです。


②については、【現在に軸】を置いて、過去と未来を見ていますので、やりたいことではなく、【今やらなければならないことに時間を追われ】て、結果的に、やりたいことがやれずにいる人が多いそうです。


③については、【未来に軸】があり、過去から現在までにおいて、出来たか出来なかったかというような、【もはや変えようがないものには執着せず】【ビジョンが実現した日が未来から近づいて来る】ために、今やりたいことをやっている人が多いそうです。


皆さまは、どのタイプでしたか?





改めて、時間というものの考え方を意識してみると、①や②の人が圧倒的に多く、③で生きている人を、そう多くは見かけないですよね。


私を含めて、今やらなければいけないことを終わらせて、【準備が整ったら③に向かおう】と思っている人が、大多数ではないかと思いますが、如何でしょうか?



考え方を変えないと、ポジティブな未来は無い・・

私は今、久瑠さんのおかげ様で、ハッキリと気づくことが出来ました。


今の考え方のままでは、ポジティブな未来は無い。


無いというか、今の延長線上の私に出会うだけだ・・・


それでOKなのかもしれませんが、今、大阪の師に助言を頂いていることを実現する為には、延長線上のままではダメなのです。


では、③に軸を立てるためには、どうしたらいいのでしょうか?


久瑠さんは、この本の中で、ご自身の体験を交えながら、2つの点について、説明してくださっていました。


まずは、時間の流れを逆流させるイメージの確立だそうです。


1時間過ぎたら、1時間後の未来が、あなたの前に立っている。


これがハッキリと認識できるように、何回も意識して言い聞かせてみるのだそうです。


過去からの延長線上に未来があるのではなく、未来は向こうからやってきている。


つまり、1年後は、今からの時間の積み重ねの上にあるのではなく、すでに向こうから近づいてきている。


未来は、勝手に向こうから、やってきてくれているんですね。


しかも、極限の状況で自分を救ってくれるのは、自らの内側に見出す【未来】という希望だけだと述べられています。


変えられない【現実】ではなく、【不確かな未来】に軸を立てるという言葉が、とっても印象的でした。



未来は、勝手に向こうからやってくる!

また、③に軸を立てるために、もう1つ大切なことは、自分には出来ないかもしれないという、メンタルブロック(限界の壁)を緩ませるとことだそうです。


これが出来るようになると、人生で【最大の武器】になると書かれていました。


もし仮に、失敗したり、悲しい出来事に遭遇したら、その時の感情を抑えるのではなく、痛いのに痛みを感じないマインドの状態、つまり、【自意識に麻酔がかかった状態】を創り出すのだそうです。


人間の最大の敵は、自らの中に潜む【恐怖心】であり、この恐怖心をコントロールするためにはどうしたら良いのか、プロゴルファーとアマチュアの違いと共に説明をして下さっていますが、ものすごく分かりやすかったです。


プロゴルファーは、72を切るために【攻める】、アマチュアは、72を超えないように【守る】


メンタルブロックがかかるか、かからないかのポイントは、こういった無自覚の考え方から来ているようです。


私の会社は、NICE ON(ナイスオン)という社名ですが、ゴルフの仕事とは全く関係ありません。


しかし、何回かはゴルフに行ったことはありますので、久瑠さんのこの説明は、すごく心に残りました。


なるほどなと唸ってしまいました。


明日は、未来を動かす時間術の2つめの技【未来の記憶を創り出す技】について、書いてみたいと思います。


それにしても、今学んでいることとあまりにもリンクしていて、読むのがものすごく楽しいです。


以前から持っていて、積ん読になってしまっていましたが、今がベストタイミングだったんでしょうかね・・


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.77

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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