2022/03/30
書評
ブログ筋トレ
2019/06/23
書評
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
無事に名古屋に到着し、今、会場準備をしています。
テーブルの配置は終わったのですが、肝心の研修道具が届かないため、ここぞとばかりにブログを書き始めました。
移動時間中に、今回のブログを書くための読書は終えていたので、何か、いい感じです!
それでは、昨日に引き続き、【メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術】の書評をさせて頂きます。
著者である久瑠あさ美さんは、この本の中で、【時間の流れ】について次のように問われています。
皆さまの時間は、どのような向きで流れていますか?
①過去→現在→未来
②過去←現在→未来
③未来→現在→過去
私は、③だと思いつつ、日々の意思決定においては、①が影響しているように感じました。
皆さまは、如何でしょうか?
ぜひ、何番に該当するか、選択をなさって下さいね。
なぜなら、久瑠あさ美さんは、それぞれのタイプには特徴があると書かれているからです。
選択して頂きましたでしょうか?
それでは、その説明をご紹介させて頂きますね。
①については、【過去に軸】があり、過去の失敗した記憶が積もりにつもり、出来なかったことに支配されて、ポジティブな未来を描くことが出来ない人が多いそうです。
②については、【現在に軸】を置いて、過去と未来を見ていますので、やりたいことではなく、【今やらなければならないことに時間を追われ】て、結果的に、やりたいことがやれずにいる人が多いそうです。
③については、【未来に軸】があり、過去から現在までにおいて、出来たか出来なかったかというような、【もはや変えようがないものには執着せず】、【ビジョンが実現した日が未来から近づいて来る】ために、今やりたいことをやっている人が多いそうです。
皆さまは、どのタイプでしたか?
改めて、時間というものの考え方を意識してみると、①や②の人が圧倒的に多く、③で生きている人を、そう多くは見かけないですよね。
私を含めて、今やらなければいけないことを終わらせて、【準備が整ったら③に向かおう】と思っている人が、大多数ではないかと思いますが、如何でしょうか?
私は今、久瑠さんのおかげ様で、ハッキリと気づくことが出来ました。
今の考え方のままでは、ポジティブな未来は無い。
無いというか、今の延長線上の私に出会うだけだ・・・
それでOKなのかもしれませんが、今、大阪の師に助言を頂いていることを実現する為には、延長線上のままではダメなのです。
では、③に軸を立てるためには、どうしたらいいのでしょうか?
久瑠さんは、この本の中で、ご自身の体験を交えながら、2つの点について、説明してくださっていました。
まずは、時間の流れを逆流させるイメージの確立だそうです。
1時間過ぎたら、1時間後の未来が、あなたの前に立っている。
これがハッキリと認識できるように、何回も意識して言い聞かせてみるのだそうです。
過去からの延長線上に未来があるのではなく、未来は向こうからやってきている。
つまり、1年後は、今からの時間の積み重ねの上にあるのではなく、すでに向こうから近づいてきている。
未来は、勝手に向こうから、やってきてくれているんですね。
しかも、極限の状況で自分を救ってくれるのは、自らの内側に見出す【未来】という希望だけだと述べられています。
変えられない【現実】ではなく、【不確かな未来】に軸を立てるという言葉が、とっても印象的でした。
また、③に軸を立てるために、もう1つ大切なことは、自分には出来ないかもしれないという、メンタルブロック(限界の壁)を緩ませるとことだそうです。
これが出来るようになると、人生で【最大の武器】になると書かれていました。
もし仮に、失敗したり、悲しい出来事に遭遇したら、その時の感情を抑えるのではなく、痛いのに痛みを感じないマインドの状態、つまり、【自意識に麻酔がかかった状態】を創り出すのだそうです。
人間の最大の敵は、自らの中に潜む【恐怖心】であり、この恐怖心をコントロールするためにはどうしたら良いのか、プロゴルファーとアマチュアの違いと共に説明をして下さっていますが、ものすごく分かりやすかったです。
プロゴルファーは、72を切るために【攻める】、アマチュアは、72を超えないように【守る】。
メンタルブロックがかかるか、かからないかのポイントは、こういった無自覚の考え方から来ているようです。
私の会社は、NICE ON(ナイスオン)という社名ですが、ゴルフの仕事とは全く関係ありません。
しかし、何回かはゴルフに行ったことはありますので、久瑠さんのこの説明は、すごく心に残りました。
なるほどなと唸ってしまいました。
明日は、未来を動かす時間術の2つめの技【未来の記憶を創り出す技】について、書いてみたいと思います。
それにしても、今学んでいることとあまりにもリンクしていて、読むのがものすごく楽しいです。
以前から持っていて、積ん読になってしまっていましたが、今がベストタイミングだったんでしょうかね・・
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.77