2022/02/16
TOC
全体最適思考
ブログ筋トレ
2020/06/23
TOC
全体最適思考
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、つい先日の父の日の出来事について書かせて頂きました。
昨日のブログは、こちらです。
6月21日は父の日でした! 〜妻と娘の行動にジーンときました〜
お客さまから頂く【ありがとう】という言葉。
そして、家族から頂く【ありがとう】という言葉。
この5文字には、最高の言霊が宿っているとしか思えませんよね。
辛いこと、悲しいこと、嫌なこと、きつかったこと・・
これらを一瞬で吹き飛ばしてくれます。
兄貴と慕わせて頂いている方から、【すみません】ではなく【ありがとう】と言う人生の話を聞かせて頂いたことがあります。
気付かずにすみません・・
ではなく、
気付かせてくれてありがとうございます!
ほんの少しの違いかもしれませんが、私たちの人生にとっては、大きな差となって表れそうですよね。
今日も、感謝の気持ちをもって、1日を過ごします。
それでは、今日のブログです。
皆さまは、ザ・ゴール2という本はご存じでしょうか?
私の周りには、TOCを学ばれた方は数多くいらっしゃいますが、ゴール2までしっかりと読まれた方は、あまり多くないように感じます。
それくらい、ザ・ゴールと比較するとものすごく内容が難しいので、途中で挫折なさった方が多いのかもしれません。
ただ、そんな方にお勧めなのが、ザ・ゴール2のコミック版です。
扱っている題材が、TOC思考プロセスなので、考えながら読み進める必要はありますが、それでも、文章だらけよりは随分とイメージしやすいです。
経営者のみならず、リーダーというお立場であれば、読んでおかれた方が良い1冊です。
なぜ、そこまで難解なのにお勧めしているか・・?
それは、先頭が間違っていると、結局、何をやってもうまくいかないからです。
ここでいう先頭は、いったい何のことでしょうか?
それは、経営者・経営幹部・リーダーの考え方のことです。
その間違った考え方でスタートを切ったものは、後ろがどんなに頑張っても、理想のゴールには辿り着きません・・
そして、次から次に起きる問題を、先頭から後ろのプロセスの中で探し、対処に追われます。
ピーンと来られた方もいらっしゃるかもしれませんが、【解決ではなく対処】に追われるのです。
今こそ、皆さまの会社を見つめ直してみて下さい。
そもそも、先頭で間違っていないでしょうか?
この考え方を理論にしたものが、PMBになります。
PMBのPとは、Policy(ポリシー)のPです。
つまり、【考え方や方針】です。
そして、PMBのMとは、Measurement(メジャメント)のMです。
つまり、【評価】です。
最後に、PMBのBとは、Behavior(ビヘイビアー)のBです。
つまり、【行動】です。
さらに、この行動から生まれるものが【問題】になります。
逆に言うと、問題は、行動からしか生まれません。
では、企業における行動とは、何から決定されているでしょうか。
それは、評価から生まれています。
人は、高く評価されるように行動します。
だとすると、企業が決めた評価によって、その行動は選択されていると言えますよね。
そして最後に、その評価は、何を基準として作られるでしょうか。
もうお分かりですね。
経営者など、その組織のリーダーの考え方や方針によって作られているのです。
ではここで、今日のお話を整理させて頂きますね。
皆さまの考え方が、評価を生み、その評価が行動を生み、その行動が問題を生むのです。
つまり、問題に対処し続けても、解決に至ることはありません。
解決すべきは、目を向けるべきは、私たちの考え方なのです。
如何でしょうか?
考え方は見えません。
問題は目に付きます。
だから、その問題を対処したくなります。
そして、部分最適が生まれます。
この連鎖を断ち切るためには、やはり、ザ・ゴール2【TOC思考プロセス】が、とっても効果的です。
ぜひ、コミック盤から読んでみて下さいね。
この構造を知ることで、企業での取り組みを変えていけると思いますよ〜!
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.443-1