ブログ筋トレ

           

2019/07/06

TOC

全体最適思考

効率を良くするって、結局は何が良くなるのでしょうか? 〜その思考が、あなたの仕事を遅くしている!?〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨年の10月、鈴鹿サーキットにてF1観戦デビューした私。


昨夜は、その時のメンバーが集まり、シンガポールグランプリに向けての飲み会でした。


もちろん、レッドブル・ホンダがチャンピオンに輝いた、つい先日のオーストリアグランプリを見ながら・・・


私以外は、F1にめちゃくちゃ詳しい方ばかりですので、その会話がまた面白かったです。


シンガポールグランプリに向けて、かなり勉強になりました。


それでは、今日のブログです。



まとめて終わらせると効率が上がる?!

私は、株式会社ソフトパワー研究所の清水信博所長から、シニアインストラクターの資格を頂き、TOCをお伝えするお志事をさせて頂いております。


現在、清水先生から認定を頂いたシニアインストラクターは、全国に7人いるのですが、そのうちのお一人が、株式会社たくらみやの森本繁生さんです。


その森本さんに対して、ある時、限られた時間の中でのTOC研修の依頼があり、どうすれば伝わるか?と考えられました。


その時に実施なさったワークが、次のものになります。


10人が、それぞれ10枚の紙に名前を書く。


ただそれだけのワークなのですが、もちろんTOC研修ですから、2つのやり方で、その時間を計測し、違いを明らかにして頂きます。


1回目:10枚の紙すべてに名前を書き終えたら、次の人に渡す。次の人も同じ。


2回目:1枚の紙に名前を書いたら、すぐに次の人に渡す。次の人も同じ。


1回目も2回目も、何分か後に出来る成果物は、同じものですよね。


【10人の名前が書かれた10枚の紙】が、出来上がっています。


問題は、これが仕事だとするなら、【どちらが早く終わるのか?】ということですよね。


ここに、着眼点がなければ、業務の改善は難しいのですが・・・


それはさておき、皆さまは、どう思われますか?


皆さまが上司なら、部下に対して、どちらの仕事のやり方を指示なさいますか?



効率が上がることと、時間が早くなることはイコールではない

写真は、このワークの結果です。





驚愕の結果だと思われませんか?


2回目の方が早いと思われた方でも、ここまでの差が出るとは、思われなかったのではないでしょうか。


しかも、7チーム全てが、そのような結果になりました。


つまり、圧倒的に【2回目の方法】の方が早いのです。


1回目の方法で仕事をする人たちは、まずは自分の仕事を全部まとめて終わらせてから次の人に渡す方が、絶対に【効率が良い(絶対に早い)】と考えています。


だから、このように考えるチームは、何故かいつも仕事に追われることになります。


【まとめて終わらせた方が効率が上がる】と思い込んでいますので、すべての仕事を、その思考で取り組んだとしても不思議ではありませんよね。


つまり、働き方改革が叫ばれている今、仕事の時間を短くすることを指示されたとしたら、このチームのメンバーは、ますます、まとめて仕事を終わらせるように頑張ってしまいます。


そして、ますます仕事が終わらなくなる・・


【頑張れば頑張るほど遅くなる】という悪循環が、目に浮かんでしまいます。


ぜひ、効率を良くするという思考には、自分自身を含めて気をつけましょう。


【効率を良くする】ことと【時間が早くなる】ことは、イコールではありませんから。



ウソでしょ?!と思われたのなら、やってみることが大切

TOC研修をさせて頂くようになって、【頭の中で思い描いていること】【実際にやってみた結果】には、ズレがあることが分かりました。


なので、全員で何かを検討したら、全員の頭の中だけで結論を出すのではなく、必ずやってみることを大切にしています。


たとえ、全員の頭の中で出した結果が同じでも、本当にそうか試すのです。


上記のワークもそうです。


写真の結果を見たとしても、皆さまの現場は改善されません。


実際にやってみて、なぜここまでの差が開いてしまうのか、【その眼で見てみる】、あるいは、【身体で体験してみること】が大切なのです。


そうすることによってしか、皆さまの現場を見る眼は変わりません。


なぜなら、思考が変わらないからです。


TOC理論を世の中に広められた、故エリヤフ・ゴールドラット博士は、会社が理想に向かうことを妨げている要因のうち、最も大きな問題は【思考制約】だと仰っていたそうです。


思考が変わらなければ、気がつきませんよね。


気がつかないということは、改善ができないのです。


当たり前のことですが、せっかく頑張るのであれば、圧倒的な成果に繋がる頑張り方をしたいと思われませんか?


働き方改革が叫ばれている今こそ、TOCの学びは、すごく効果的だと思います。


ぜひ、ザ・ゴールという小説(コミック版もあります)を、手に取ってみて下さいね。


圧倒的な成果に繋がるヒントが、満載ですよ!


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.89

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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