2022/04/20
学び
ブログ筋トレ
2021/06/12
学び
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、経営に、不思議の負けがあるのか否かについて、書いてみました。
昨日のブログは、こちらです。
故・野村克也監督は、勝ちに、不思議の勝ちはあっても、負けに、不思議の負けは無しと仰いました。
負けるときは、負けるべくして負けますし、必ず、負けに繋がる要因がある・・ということですよね。
これは、経営にも、ずばり当てはまることだと思います。
黒字には、天運が働くときがありますが、赤字には必ず理由があります。
その理由を、外部環境に求めるのか・・
それとも、内部環境に求めるのか・・
によって、先ほどの言葉の意味が分かると思います。
赤字には、必ず赤字になる理由がある。
しかも、内部に・・
これが大前提です。
それでは、今日のブログです。
企業の命題とは・・時代適応であり、
組織の命題とは・・社長の方針を実現することです。
ということは・・
社長の掲げる方針は、
社員さんを幸せにするものでなければなりませんし、
その方針の実現は、
時代に適応するものでなければなりません。
その上で・・
組織において、社長の方針を実現するために、
うまくいくルールがあるのか否か・・
というのが、今日のブログのテーマになります。
ここで、突然ですが、皆さまは、ゴルフをされますでしょうか?
私は、昨年末から、10年以上ぶりに再開しました。
その腕前は・・100を切れません。涙
それは、さておき・・
ゴルフは、ルールが細かく決められております。
その中には、罰則もあります。
でも・・
楽しい!!
みんなで楽しんでいるんです。
それは、いったいなぜでしょうか?
なぜ、楽しいのでしょうか?
ここに、今日のテーマのポイントがあります。
それは、決められたルールの中で、自分に、その意志決定権があるということです。
例えば、下の写真を見て下さい。
ゴールである、カップの籏はまだ見えません。
これを、ドライバーで打つのか、アイアンで打つのか、ユーティリティで打つのか・・
どうやって、ゴールに近づけていくのか・・
それは、自らが選択できるのです。
仮に、このホールが【450ヤードのパー5】だとすると、決められているのは、
距離が450ヤードである。
5打でカップに入ればOKである。
と、いうことなんです。
つまり、5回でカップインさせるために、どうやってグリーンに近づけていくかは、置かれた環境や自分自身の強みや弱みを考慮しながら、自分で決められるのです。
だから、楽しい。
だから、悔しい。
ゴルフは、いつだって自分事なんです。
だから、練習をして、次こそは・・と、モチベーションが上がりますよね。
これは、ゴルフだから言えるのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
組織にも同じことが言えます。
うまくいっていない組織は・・
全部に、ルールがあります。
ルールブックが無かったとしても、そこには、暗黙のルールがあったりするのです。
450ヤードのパー5。
うまくいっている企業ならば・・
社員さんがワクワクしながら、何を使おうか・・と考えていることでしょう。
一方で、うまくいっていない企業の社員さんは・・
1打目は、ドライバーに決まっている。
いや、使わないといけない・・
と、思っていることでしょう。
これだと、ドライバーが苦手な社員さんは、すぐに、会社を辞めたくなります。
得意の7番アイアンなら、150ヤード飛ぶので、3打目で確実にグリーンに乗せられるのに・・
これで、会社は、7番アイアンに絶対的な強みをもった社員さんを、自ら失っているのです。
如何でしょうか?
皆さまの会社のルールは、どちらでしょうか?
ルールがあるから楽しいのか。
あるいは、ルールにがんじがらめになってしまっているのか。
先ほども書きましたが、ゴルフには、細かいルールがあります。
でも、その中で、どう戦っていくかは、選手の自由です。
だからこそ、自分との戦いでもありますし、自分の成長もまた感じることができますよね。
ゴルフの戦いは、18ホールを72で回ることをイーブンパーと言います。
そして、各ホールにも何打をパーとするか決められています。
これが、最低限の目標です。
皆さまの会社にも、その期の最低限の目標がありますよね。
そして、それを各月に振り分けていますよね。
その中で、どうしたらそれをクリアできるかを、自ら考え実践する。
だからこそ、仕事が楽しくなりますし、自己研鑽に励みたくなるのではないでしょうか。
何も無いと面白くありませんし。
あり過ぎても面白くありません。
このさじ加減が難しいですが、ルールのあるスポーツを参考に、自社を振り返ってみるのも、良い会社を作るための1つの手段ではないでしょうか。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.797-1