2022/04/20
学び
ブログ筋トレ
2020/10/09
学び
示道塾
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、西研究所の西順一郎先生の言葉をご紹介致しました。
昨日のブログは、こちらです。
たとえ、コロナ禍だったとしても・・・
日本の企業は、【業績】【やる気】【創造力】のうち、業績が最も弱い・・と西先生は仰いました。
そして、社長の執念が足らない・・と加えられました。
何があろうと、最後は必ず黒字にする。
この気持ちが、全く無いわけではないのでしょうが、いつの間にか、【お金が回っているから・・】という気持ちになってしまうのでしょうか。
今年は特に、コロナ禍という特別な事情がありますので、余計に、何とか乗り切るという気持ちになりがちですが、それでも、
最後は黒字にするんだ!
という、執念を燃やすことが大切だと思います。
なぜなら、その気持ちが、創意工夫を生むと思うからです。
経営者の皆さま、ぜひ、共に最後まで頑張りましょうね!
それでは、今日のブログです。
今日は、考えと考え方の違いについて、書いてみたいと思います。
【考え】と【考え方】
この2つは、しっかりと分けておかなければなりません。
考えというのは、考え方から生まれるものです。
なので、考えのベースが考え方と言えます。
そして、考え方というのは、そう沢山あるものではありません。
逆に、考えは、無数に存在します。
例えば、性善説と性悪説。
これは、考えではなく、考え方です。
なので、性善説の人と性悪説の人が、どんなに考えを合わせようとしても、噛み合うことはありません。
それでも、何とか合わせようと議論を繰り返す。
こういったことが、企業の中では多く見られますよね。
でも、根っことなる考え方が違っているのですから、議論の時間が長くなるだけなのです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
まず、私たちが最初にやるべきことは、考え方を統一することです。
そして、考えは、沢山あって良いという認識でいることです。
つまり、【戦略は1つ、戦術は無数】と言い換えても良いかもしれません。
例えば・・
エベレストに登る!
富士山に登る!
この2つは、山登りという観点で見れば同じかもしれませんが、登る山が違っています。
なので、準備するモノが全く違うはずですよね。
ここを、ハッキリとさせる必要があります。
なぜなら、【考え方】というのは、その人のベースなので、普段はあまり見えません。
よく見えるのは、その考え方から発せられる【考え】の方だからです。
一人は、富士山に登ると思っていて、
もう一人は、エベレストに登ると思っている。
それが見えずに(それをハッキリとさせずに)、一人ひとりが考えて、何かを実践している。
実践している内容はよく見えるので、二人がなぜ、こんなにも違うのか・・と上司は悩んでいる・・。
言うは易く行うは難し
こうやって書いていると、簡単に分かる気がしますが、これが、なかなか分かりません。
なので、普段から、
考えではなく、考え方を合わせることが大切
という意識を、強く持つことです。
如何でしょうか?
なかなか一丸となれない会社には、よ〜く起きている現実ですから、まず、考え方に着目してみて下さいね。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.551-1