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2019/04/14

学び

示道塾

第6期博多示道塾の特別講座【本氣の社長塾】第4講で学んだこと【後編】/2019.0411

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日に引き続き、本氣の社長塾第4講で学んだことを、振り返ってみたいと思います。


前編につきましては、こちらからどうぞ!



社員の幸せとは何か

横田さんは、私たちにこう問われました。


皆さんは、社員の満足を追求しているのですか?それとも、社員の幸せを追求しているのですか?


人は、考えるときには、言葉を使って考えるので、国語が大事。満足と幸せは、全く違うものですよね。


私たちは、この問いについて、グループディスカッション(対話)をしました。


いろんな考えがでましたが、私のグループにいらっしゃった、唯一、社員という立場の方が、こう仰いました。


・働いている会社が成長し、存続し続けること


・自分が成長し、その成長が実感できること


私は、この言葉を聞いたとき、ものすごく感動してしまいました。


26歳の女性の社員さんなのですが、何と志坐が高いことか・・。どういった背景で、そのように考えるようになったのか、聞いてみたかったですが、その時間はありませんでした。


給料が高くなれば、幸せだろうか?それとも、満足だろうか?
休みが増えれば、幸せだろうか?それとも、満足だろうか?
仕事が楽であれば、幸せだろうか?それとも、満足だろうか?
志をともにする仲間がいれば、幸せだろうか?それとも、満足だろうか?


グループディスカッションを通して、みんなで、考えていました。


そのとき、大原さんから、こう問いかけられました。


ネッツトヨタ南国の社員は、楽しいから会社に行くと思いますか?ここでいう、楽しさって、何のこと何でしょうね?


しばらく考える時間を頂いたあと、こう、続けられました。


ほとんどの社員は、違うと思う。楽しいから会社に行くのではなく、仲間がいるから行く。仲間が頑張っているから、自分も頑張れる。
このことを、ネッツトヨタ南国の社員は、楽しいと表現している。社員旅行に行くよりも、一丸となって、波風乗り越えていくことのほうが、楽しいことなんだと知っている。


そして、満足は、結果と関係があり、幸せは、プロセスと関係があるから、反復でも効果的。


幸せか?満足か?の話ではなく、幸せを追求すると満足は手に入る。しかし、満足を追求すると、幸せは逃げていく。


つまり、幸せと不満足は、共存し得る。


私たち塾生は、横田さんと大原さんから発せられる言葉から、その違いを必死になって掴み取ろうとしました。


何となく分かるけど、それを言葉で表すとなると、とたんに難しく感じました。


しかし、言葉で表せないということは、説明できないということですし、腹落ちしていないということなので、明確になるまで、ひたすら考え続けたいと思います。



会社の目的とは何か

会社の目的は、経営理念である。


経営理念が浸透していて、進むべき道の上に目標を置くから、成果が出る(見える)のであって、目的である経営理念がないのであれば、進むべき道が見えず(分からず)、目標だけを追いかけることになり、結果的に右往左往し、成果も出ない。


人も同じ。目的意識を持っている人が、目標をクリアしていく。


つまり、目的意識をいかに高めるかが、目標をクリアできるかを決定づけている。


薄々とは気付いていたとはいえ、100年を超える歴史を持つ、西山グループを率いてこられた横田さんの言葉の重みを、ひしひしと感じました。目標ではなく、目的なのだと・・


売上ではなく、社員さんの【働きがい】こそが、経営者が追求するものなのだと・・


内発的動機とは、このことですね。難しいと分かってはいますが、ここでいう難しいとは、時間がかかるということですので、時間をかけて、じっくりと取り組みんでみたいと思います。



人にとって大切な日が2つある

一瞬、会場がシーンとなったのを、すごく鮮明に覚えています。それは、横田さんが、こう問われた時でした。


自分は、何のために生きているかを知っていますか・・?すべての人にとって、大切な日が2つありますが、知っていますか・・?


あまりにシーンとしたせいか、横田さんは、言葉を続けられました。


それは、


・自分が、生まれてきた日


・自分が、何のために生まれてきたかを知った日


この2つが、人にとって大切な日。


お話を拝聴しながら、ジーンとしたのですが、そのあと、私はまだ、2つのうちの1つを迎えられていない・・という思いが沸いてきました。


そして、強烈な願望を持っている人が少ないという話と、密接に関係していると思いました。


自分が何のために生まれてきたかを知っていれば、理想と現状との差額を問題として把握し、コツコツと解決のための実践に取り組めますよね。


すごく繋がりました。



会社の存在理由は、社会的責任をはたすため

ここでいう社会とは何のことでしょうか?


横田さんは、こう仰いました。


社会とは、会社の外にあるものではない。1番身近な社会は、社員さん。だから、会社の存在理由の第1位は、社員の幸せと満足(物心両面の豊かさ)を追求すること。


そして、中小企業の1番の特権は、社員の幸せと満足を、最優先に追求できること。


社会的責任という言葉は知っていても、社会とは何か?について、考えることはありませんでした。


もっともっと、言葉に対する意識を上げなければいけないと、強く思いました。


8月からは、第7期の博多示道塾が始まります。








強烈な願望を持って取り組むためにも、自分は、何のために生まれてきたのか、問い続ける日々を過ごします!


ブログ筋トレ中の文章を、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します!


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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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