2022/04/20
学び
ブログ筋トレ
2021/06/24
学び
書評
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、自分の人生が、自分自身に寄り添い、期待し続けていることをお伝え致しました。
昨日のブログは、こちらです。
私たちは、何のために学ぶのか・・
それは、自分が自分に至るためであり・・
決して、知識を得るためではありません。
では、知識はなくても良いのか・・?
いえ、無いよりは有った方が良いですが、有ったからといって、いざという時に役立つか・・?
というと、そんなことはないと思うのです。
それよりも、何よりも、自分が自分に気付くこと。
その自分が、いかに社会のお役にたてるのか・・に気付くこと。
これが、知識を越えた見識の世界であり、胆識を備えたリーダーに成長する上で、欠かすことのできないプロセスになります。
*胆識は、見識に実行力が伴っているときに使う言葉。
如何でしょうか?
あなたの人生が、あなた自身に期待している。
その自分に、気がつきましょうね。
それでは、今日のブログです。
今日は、先ほど読み終えたばかりの本の紹介です。
皆さまは、哲学という分野に興味をお持ちでしょうか?
実は、私・・
ほんの2週間ほど前まで、今日という日が来ることを想像もしていませんでした。
まさか、私が、哲学というジャンルに入っていくなんて・・汗
私の仕事と哲学が、とても結びついているとは思いませんでしたし・・
しかも、入門書的な簡易さではなく、356ページという分厚さ・・
ただ、自分でもビックリですが・・
10日ほど時間はかかりましたが、何とか、この難局を、乗り越えることができました。
さて、その本とは・・
山口周さんが書かれた、【武器になる哲学】です。
ご覧の通り、その帯には・・
コンサルの修羅場で一番役立ったのは哲学だった
と、書かれています。
私も、コンサルという仕事をしておりますので、この言葉には痺れるものを感じました。
また、それだけではなく・・
第2部のテーマには・・
知的戦闘力を最大化する
と、あります。
知的戦闘力・・
この言葉、私の心にドーンと響きました。
この言葉があったからこそ、最後まで読み切ることができた・・と言っては、大袈裟かもしれませんが・・
でも、それくらい、私にはインパクトのある言葉でした。
ちなみに・・この武器になる哲学は、
人、組織、社会、思考
という【4つのキーコンセプト】に対して、【50の哲学】が準備されています。
人に関しては・・
【なぜ、この人はこんなことをするのか】を考えるために・・
組織に関しては・・
【なぜ、この組織は変われないのか】を考えるために・・
社会に関しては・・
【いま、何が起きているのか】を理解するために・・
思考に関しては・・
よくある【思考の落とし穴】に落ちないために・・
如何でしょうか?
これら4つのキーコンセプトに対して掲げられたテーマが、私たちの知的戦闘力を上げてくれそうですよね。
個人的には・・
【思考に関する】哲学の中の
カール・ポパーの反証可能性
*科学的であるとは何か・・?
そして、
クロード・レヴィ=ストロースのブリコラージュ
*何の役に立つのかよくわからないけど、何かある気がするという世界観
の2つに関する部分は、唸りながら読んでしまいました。
さて・・
私の気になる知的戦闘力は・・
ソクラテスの無知の知・・ではありませんが、
私から発せられる言葉でさえ、私に構築された考え方の幅を超えない・・
ということを、痛感致しました。
言葉には、もっともっと幅がある。
その幅を狭めているのが、私の考え方。
だからこそ、その考え方の元となる【哲学】を学ぶこと。
それが分かっただけでも、まずは、知的戦闘力は上がった・・
と、いうことにしておきます!
それにしても、哲学という分野を読むことになろうとは・・
まだ、信じられません。笑
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.809-1