CASE STUDY

事業紹介

2021/08/07

株式会社 リチカ

株式会社 リチカ 代表取締役 松尾 幸治さん

四ケ所さんに初めてお会いしたのはもう10年くらい前です。

前職は、福岡でベンチャー企業の役員をやっていたんですけれども、2年間で従業員が5人から120人くらいまで急成長していたんですね。
会社が急成長していた当時は、マネージャーをしていたんですが、チームがうまく機能していないなって感じていたんです。
それ以外にも、会社の売上は上がったのに、実際お金めちゃくちゃ減ってるじゃん、なんでなんだっけ、みたいなところにすごく違和感を覚えました。

22、23歳くらいのときは、組織と経営がよくわかっていませんでしたね。

ちょうどその頃に株式会社イマリの久保さんとお仕事でご縁をいただいて、相談させていただいたところ「MGを受けてすごく会社が回復した、めちゃくちゃ急成長したんだよ」って話をしてくださって。
その流れでイマリMGに遊びに行ったのが、四ケ所さんとの出会いですね。

実は、四ケ所さんのMGを受ける前に別のインストラクターの方のMGに、何もわからず参加したことがあったんです。だけど、そのときは本当によくわからないまま終わってしまって。
そういうゲームなんだなっていうのはわかっていたんですけど、実際あれで何が気付けるかとか、何が学べるかとかっていうのはわからないままだったので、最初は、半信半疑でイマリMGに臨みました。

四ケ所さんのMGを初めて受けたとき、なぜ売上が伸びているのに、業績が伸びていないのかっていう体系的な構造を理解出来ていなかったのが、MGを通して腹落ちできたんですよね。
さらに、四ケ所さんのMGを何度も受けて、同じことを導入でやり続けるプロセスの中で、自分で気づくことが変化してきているなと感じて。

会社で導入する前に、まずは自分のチームだけやろうと思って、会社の自分のメンバーを自腹でイマリMGに連れて行ってたんですよ。
そしたらメンバーも同じように「自分で勝手に気づいて成長していく」みたいな変化がみられたので、会計とか経営みたいなところに気づくだけじゃなくって、二日間を通して「勝手に気づいて成長していくゲーム」だなと思って。
会社がそういう場を提供するのってすごく難しいと思うんですよ。
でもMGだったら、二日間取り組めばなにか気づいて帰って来る人が多かったので、これは取り入れない手はないなって。それがきっかけで、四ケ所さんが話を聞いてくださり、会社の中全体でも自社MGの導入が始まっていきました。

四ケ所さんと関わり始めてから、決算スピードが早くなりましたね。
前職は、売上がデイリーで変わっていくことも多かったので、自分のチームに関しては月次で締まって意思決定をするよりも、週次、日次で追いかけることが出来るようになって、意思決定が早くなりました。
今の会社も、起業したときからそういう要素を取り入れていたので、決算って月末時点でもう締まってるんですよ。誤差も5%くらいですかね。シンプルに意思決定が早いですよね。

四ケ所さんと出会っていなかったら、そもそもたぶん起業していないし、前の会社は、速攻倒産、キャッシュアウトしてるんじゃないですかね。
僕自身も何が問題なのかわかんないまま、会社は終わってたんじゃないかなと思いますね。
お金のことをわかってないと、何が問題なのかがわからないですよね。

四ケ所さんに今もお願いしている理由としては、ボトムアップの考え方というか、現場とかメンバーの今の状態を全部把握してから、その上で、全体最適にいくプロセスをとられてると思っていて、そこが現場の改善にすごくマッチしているなと思っています。
四ケ所さんの場合って、TOCもされていらっしゃるからだと思うんですけども、やっぱりこの全体最適でどう考えていくかみたいなところと気づかせ方が、ピカイチうまいなと思っています。

四ケ所さんは、メンバーの話をちゃんと聞いた上でアドバイスしてくれるから、一日、二日関わった後の四ケ所さんに対するロイヤリティーの高さと言ったらすごいので、助かりますよね。

TOCをやってショックだったというか、すごく本質的で覚えているのは「儲かっている会社ほど暇」だと。儲かっていない会社ほどバタバタしている、まさにだなと思って。
好きな言葉なんですよね。

四ケ所さんは、色々な方と合うと思うんですけど、特に、スタートアップにこそ四ケ所さんみたいな方とコミュニケーションをとるっていうのが大事なんじゃないかなと思ってますね。
社長は、何もしなければ怒られないので、自分で気づいてなにか改善していったりとか、メンバー自身が気づいて改善していったりする機会って、少なくなっていくんですよね。
その結果、傲慢になっていったりとか、本質的な課題が特定出来ずに後から苦しんだりすると思うので、そういう人こそ四ケ所イズムみたいなの入っているといいんじゃないですかね。
四ケ所さんは、答えを教えてくれるというよりは、いつも気づかせてもらうというか。
自分もそういうマネジメントスタイルにしないといけないなと毎回思いますね。

将来の展望でいくと「良い会社」は作っていきたいなと思ってます。
MGだったり、TOCみたいなところから学ぶ部分ってすごく大きいなと思っていて、素直な人、気付ける人がちゃんと成長できる仕組みを会社の中にも取り入れていきたいなと思っています。
おこがましいかもしれないですけど「令和の規範になるような会社」が作れると面白いなと思っています。

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