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2020/03/08

企業支援

空学

税理士事務所時代の教え 〜借入上手に経営なし〜

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、私が誰かとコミュニケーションをとるときに、すごく意識していることについて書かせて頂きました。


昨日のブログは、こちらです。
【伝わる】伝え方をしていますか? 〜伝え方の3種類を織り交ぜる技術〜


最初が肝心とはよく言ったもので、やはり、相手に【伝わる】ためには、掴みは大切だと思います。


それが、【最初に何を聞きたいか?】に焦点を合わせるということでした。


ぜひ、チャレンジなさって下さいね。


それでは、今日のブログです。



借入上手に経営なし

私は、2011年10月まで、父が経営する税理士事務所に勤務しておりました。


大学を卒業してからすぐに入社しましたので、13年間は、お客さまの経営や税務に携わらせて頂きました。


30社近いお客さまを担当させて頂いておりましたので、本当に有り難い経験でした。


今日は、そのときの学びについて、書いてみたいと思います。


会社というのは、お金がなければ何もできません。


なので、意気揚々と設立したは良いものの、お金を支払うためだけに稼いでいるような日々が、長く続いたりします。


いわゆる自転車操業ですよね。


いよいよ、まずい・・


こうなったときに、銀行さんに融資のお願いに行くわけです。


1,000万円、お金を貸して下さい・・


そして、銀行さんから事業計画や返済予定などの宿題が出されて、何とか仕上げて提出します。


祈るような気持ちで、銀行さんからの返事を待ちます・・


OKの返事が来たときには、これで支払える・・


安堵の気持ちが沸いてきます。


問題は、ここからなのです。


ここで、経営者が2つの道に分かれます。


1つの道は、もう二度とこのような借り方をしないでいいように、しっかりと経営を勉強し始めるというものです。


厄介なのは、もう1つの道です。


いざというときに、借りることを前提に経営を続けるというものです。


税理士事務所というのは、銀行さんに提出するための事業計画を支援していますし、決算書の作成もしていますので、どれくらいの借入金があるのか、すぐに分かります。


事業というのは、調達したお金で、いかに利益を上げていくかが大切です。


そして、その利益をどのように使うかによって、永続か衰退かが決まっていくものです。


支払いがきつくなったので、借りて何とかする。


そのうち、借りることに慣れていく。


こうなると、何のために会社があるのか、その目的が分からなくなってしまいます。


なので、税理士である父は、お客さまに、いつも次のように言ってました。


借入上手になったらダメですよ。


【借入上手に経営なし!】ですからね、と。



貸方を律すれば、自ずと借方は良化する

税理士事務所時代のこの学びは、独立してからもすごく生きました。


私自身が、色んなことにお金を使いすぎて、借入上手の経営になりかけてしまったことにも気がつけました。


私は、2006年の8月から、マネジメントゲームを学んでおりますが、2007年の2月に、佐藤雅栄さんとのご縁を頂きました。


佐藤雅栄さんは、元松下電器産業の経理マンで、ご自身のことを実務家と仰います。


あるとき、佐藤雅栄さんから学ばせて頂く機会があり、初めて、【経理の大切さ】に気付くことができました。


そこで、仰ったのが、次の言葉でした。


貸方を律すれば、自ずと借方は良化する。





貸方というのは、貸借対照表でいうところの、負債科目を意味しています。


そして、借方というのは、資産科目です。


例えば、支払いサイトを伸ばすと、資金繰りはラクになりますよね?


今まで、当月末締めで翌月末に支払っていた会社が、翌々月末に支払うことにしたら、お金が増えたような気がしますよね?


でも、佐藤雅栄さんの教えは違うのです。


貸方を律せよ!


つまり、早く支払え!と仰っているのです。


早く支払える会社にする。


その意識が、結果的に、お金が増えた気がするのではなく、本当にお金が増えた経営に繋がるのです。


早く支払うと決めたら、売上の入金チェックを怠りませんよね。


早く支払うと決めたら、【まとめて買ったら安い】からといって、余分に商品を仕入れたりしませんよね。


借入上手に経営なし!


貸方を律すれば、自ずと借方は良化する。


如何でしょうか?


すごく本質をついた言葉ですよね。


もっともっと強く意識して、経営に生かしたいと思います!


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.336

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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