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2019/08/08

学び

示道塾

現場の士氣を高める共創型リーダーとは?第7期博多示道塾スタートまで、あと10日に迫りました!

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。



昨日から、博多にて研修を開催しております。


12名という少人数での開催になりましたが、夜の交流会まで、とっても盛り上がりました。


この雰囲気のまま、2日目も楽しく学び合えたら最幸です。





第7期博多示道塾が8月19日よりスタートします

私は、2012年9月に、博多示道塾の塾頭である大原光秦さんとご縁を頂きました。


それは、日創研筑後広域経営研究会の特別例会だったのですが、その講演の内容に、心が揺さぶられ続けたことを、今でもハッキリと覚えています。


大原さんは、ネッツトヨタ南国株式会社さまの取締役であり、株式会社ビスタワークス研究所さまの代表取締役を努めておられます。


ネッツトヨタ南国さまは、全国のトヨタディーラーの中で、顧客満足度No.1に10年以上輝き続けておられる会社さまであり、その採用と教育を第一線で引っ張ってこられた大原さんですから、お休みの日が無いほど、全国を飛び回っておられます。


その大原さんに、講演後の座談会にて、博多にて示道塾を開催させて頂きたいと懇願し、快諾を頂いたときは本当に嬉しかったです。


第1期は、ご縁を頂いてから半年後の2013年4月にスタートし、今年で7年目を迎えることになりました。


その第7期博多示道塾は、8月19日にスタートします。


現在11名のお申込を頂いていますが、塾頭である大原さんの希望でもあり、私の願いでもある18名で開催したいと、強く思っております。


ぜひ、この機会にご検討を頂けると幸いでございます。



示道塾とは

示道塾とは、【人間力を鍛錬する唯一無二の学習会(学びの場)】です。





株式会社ビスタワークス研究所さまでのホームページには、次のように書かれています。


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人工知能を中心とする産業革命が進展する中、既存の知識・技術を習得する【研修会】ではなく、共創力や調和力、決断力などの人間独自の能力を磨くために、参画者同士が研鑽し合う学びの場、【学習会】がいま求められています。


学習会【示道塾】では、【自身の志を立て、それに基づき考え、伝え、聴き、決断して実践、その省察から知恵を獲得する】力、【人間性知能(Humanity Quotient)】を鍛錬して参ります。


人間性知能は、人類が他者と共存して生きる社会的能力を高めるために発達させた独自の知性であり、【人間力】と言われる概念の本質です。
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私は、大原さんの言霊を、6年間聞かせて頂いておりますので、これらの言葉の背景にあるものを感じとることが出来るようになりましたが、皆さまに伝わっていますでしょうか?


ちょっと難しいな・・と感じられた皆さまもいらっしゃるかもしれませんので、博多示道塾では、どんなことを学び合っているのか、昨年の第1講の講義記録をご紹介させて頂きます。


ぜひ、じっくりと読んで頂けると幸いです。


7つの習慣で有名なスティーブン・コヴィーは、第1象限、第2象限という話の中で、【緊急ではないが大事なこと】に、いかに時間が使えるか?と問うている。

ほとんどの人が、第1象限である【緊急かつ大事なこと】にしか時間が使えていないのではないか。

【ほどほど社員】【割り切り社員】が増えている。
【示道塾】で考えていきたいのは、2対6対2のお話。割り切り族対ほどほど族対バリバリ社員。

日経新聞でも、熱意ある社員は6%のみと書かれている(2017年11月17日)。米国の32%と比べても大幅に低く、世界の最低クラス。皆さんの会社はどうか?

日本の人口は、明治維新の第1次産業革命から爆発的に増えた。第2次産業革命(石油)で伸びて、第3次産業革命(IT)でさらに伸びたが、今からは激減する。

GDPは、日本は112%。ジョージアは408%。ラトビアは423%。アメリカは216%。ドイツは157%。ギリシャは134%。日本以外は生産年齢人口が減っているのに、GDPは伸びている。何故か?
→投資総額の影響。未来に備えて投資をしているかどうか。特に、人財育成に対する投資。日本は87%。ジョージアは742%。ラトビアは389%。アメリカは190%。ドイツは132%。ギリシャは64%。
現場から離れられずに人財への投資ができないと、企業の未来は創造できないのではないか?

目的に向かっていくための長期目標→中期目標→短期目標。
そのための戦術とは? 戦略と目的は同義。
戦略とか戦術という言葉は、日本にはあまりない言葉。日本には何があったかというと【道】。人のお役に立つ。社会のお役に立つ。誇りある取り組みをする。これが、日本の経営。

どんな時でも【人】【人】をどれくらい本氣で育てようとしているのか?【人】を育む文化が我が社にあるのか?文化が【人】を育てるところもある。

タビオの越智会長の話:外国に行くと【術】というが、日本では【道】という。術だけでは、永続するのは難しい。永続するには【道】が必要。

道というのは【首:始まり。辶:終わり】つまり、始まりから終わりという意味。だからこそ、大事なのは【道】
→示道塾の意味はここにある。【導くのではなく、道を示す】
こんなことではないのかと背中を示す。それが【示道塾】

10年後の計画を立てるのは大事だが、腹が据わっているのか?腹が据わっていないのではないか。大原さんは採用担当のとき、腹が据わっていた。学生に語って、語って、語って、仲間創って、注目を集めて、やっていることを外に示した。

ネッツトヨタ南国には、凄いひとが揃っているのではなくて、ネッツトヨタ南国で働き始めると、みんなが育っていく。人が育つ文化があるということ。そういう文化を創ってきたということ。

【ホリスティック型の経営】として、Googleなどが注目されている。
ホリスティック型の長としているのが、【レジリエンス型の経営】
→ピンチが来たときに【よし、きた!】と向き合える組織。そして乗り越えながら力を付けていく組織。調和が育まれていく組織。マンガ:ONE PIECEのような組織。
真逆にあるのが、トップダウン型組織(低レジリエンス)。社員さんがロボット化しやすい。

これからの時代において、もっとも危険なのが【事勿れ分裂型組織】
→経営理念も明示され、経営にはまずまずの安定感がある。職場にギスギスした雰囲気を感じることも少なく、一見すると穏やかである。社員は人柄もよく真面目な人が多い。【皆と同じ】【普通】であることをよしとする意識が取り立てて強く、変わったことに挑戦することは好まれない。会議の場で【やってみよう!】と皆で決めたことでも、いざ実践の段になると他人事になり続かない。

【術】で対話するのはダメ。時には、厳しい対話をしてみてはどうか。お互いに貴重な時間を使ってここに居るということを忘れない。教えてもらうのでは無く、自ら取りに行く積極性をだすこと。日本は恥の文化:暗黙知。西洋は罪の文化:形式知。

外国人が来て、ニュースになったりするのは民度の違い。文化・風習の違い。恥の文化・基準の違い。

罪の文化:廊下を走ったら罰を与える。会社でつくるルールもこれに似たものがないのか?恥の文化・基準があるか?立志の功は、恥を知るを以て要と為す:佐藤一斎【言志録】

本を月に1冊しか読まないとか、全然読まないとか、上に立つ立場としてはダメ。言葉を知るためにも、本を読むこと。

言志四録:言志録、言志後録、言志晩録、そして言志耋録(てつろく)道徳は教えるものではない。ともすると宗教になってしまう。大事なことは考えさせること。稲盛和夫氏【人生の方程式】:考え方×熱意×能力

利他に生きるということを社員に求めるのは、宗教になってしまう。それは、自分が決めること。どう生きるかは自分で決める。ただ、そのためには自分で考える必要がある。出来ないことが恥ずかしくなる。これが憤りになってくる。→これが、自分の生き方になる。

考えを押しつけたらダメで、考え方を問うこと。示唆すること。示道塾は【考え方】を考える時間。

自分たちがどうありたいのかという規範。これが明確であれば、それが出来ないことに恥を感じるし、お互いに厳しくなるはず。

体験は人間の成長に一番繋がる。
まずやってみる。ネッツトヨタ南国魂の実感→これが繋がっていく。そして文化になる。

なぜ踏み込みが足らないのか?
→愛が足らないのではないか?社員は家族ではないのか?ご両親から応援して頂くことが大事。なので、入社が決まると必ずご挨拶に伺う。辛いことも経験すると思いますが、必ず見守りますので、と。

一緒に働いている仲間が成長していくこと以外に、何か楽しいことがあるか?お金儲け?利益?そういうのは手段ではないのか?社員を敬いなさい。お客様を敬いなさい。こういうのは、ルールで言うことなのか?押しつけるものではない。示道塾は、研修会ではなく、【学習会】である。

研修会:専門力を覚える→デメリットとしては、模倣されやすく効果の持続性が短い。メリットとしては、売上増加、経費削減に直接影響する。

学習会:人間力を磨く(環境が不安定なときに有効)
→教えるものではない。教えられるものでも無い。自分で考えて高めていくもの。メリットとしては、時代を超えた普遍性があり、環境変化への適応力を高める。考える力がつくため成長が持続し、好影響を地域社会に及ぼす。
デメリットとしては、歴史・社会科学・心理学など幅広く、複合的な教養が求められる。

学は、人たる所以を学ぶなり:吉田松陰
→だからこそ、示道塾は研修会ではなく、【学習会】である。




如何でしたでしょうか?


ピーンとくるものがありましたでしょうか?


そんなかたは、ぜひ、メッセージを下さいませ。


私なりに、しっかりとご説明させて頂きます!



第7期博多示道塾の開催場所と日時

第7期博多示道塾の日程は、下記の通りです。


第1講 2019年8月19日
第2講 2019年9月9日
第3講 2019年10月9日
第4講 2019年11月11日
第5講 2019年12月9日
第6講 2020年1月9日
第7講 2020年2月18日
最終講 2020年3月9日



時間は、全日程、13時から18時30分までとなっております。


会場は、全日程、博多駅筑紫口から徒歩5分のレンタル会議室【ピアカプリス】さんとなっております。
〒812-0013
福岡県福岡市博多区博多駅東1-1-16
第2高田ビル 3階


今年の8月から、来年の3月までという長丁場になりますが、この機会に、一生深く付き合っていける【本当の仲間】を作りませんか?


そして、【現場の士氣を高め続ける共創型リーダー】として、【道を示す生き方】をするという時間を、共に過ごしてまいりましょう!


お申込は、こちらからどうぞ!


本日もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.122

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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