ブログ筋トレ

           

2019/06/23

書評

久瑠あさ美著:メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術 Vol.1 〜人の潜在能力は、何のために備わっているのか?〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


今朝は、居酒屋で書かせて頂いた昨日のブログを確認し、その修正から始めました。


何が言いたいのか、その意味すら分からないような箇所はありませんでしたが、微妙なラインも少なからずありました。


早く、ブログバッファ(最低でも、翌日に更新するブログ1本は、前日までに完成している状態)を作らなくてはと、改めて思った朝でした。



大きな山は小さく崩す

私は、TOC(制約条件の理論)のインストラクターをさせて頂いておりますが、そこで、いつも口を酸っぱくしてお伝えしているのが、【大きな山は小さく崩す】ということです。
※TOC研修につきましては、TOCというカテゴリーを準備しておりますので、ぜひ、ご覧下さいませ。


まずは、次の文章をじっくりと読んでみて下さい。


大きな山を、


大きな山のままで崩そうとするから、


大きな山を崩すための


まとまった時間が必要になって、


後ろへ、後ろへと、


どんどん後回しになってしまう。


なので、


大きな山を小さく崩すことで、


手間をかける回数は増えるけれども、


結果的に、


時間は減り、


質は上がり、


いつの間にか


その業務がガラッと変わっている。


如何でしょうか?


イメージできましたでしょうか?


まだ、TOCにて成果を感じたことが無い方は、頭の中で想像するだけでは、早くなったり質が上がったりするイメージが、湧きにくかったかもしれません。


そして、イメージができないと、人は、どうしても試そうという気持ちになりません。


結果的に、時間の使い方が全く変わらず、業務改善も全く進まない・・・


そういう光景を、これまでにも沢山見てきました。


今、なぜこのお話をしているかというと、私の書評の書き方に、同様のことを感じたからです。


書評を書くためには、本を読み、ブログの構想を練り、書いてアップするという業務フローになります。


そして、ブログバッファの無い私は、これを朝起きてから夜寝るまでに、何とか完成させなければなりません。


すると、本を読む時間+構想する時間+書く時間のトータル時間が必要となり、【その時間が確保できる日】にしか、書評が出来ないことになります。


そして、後手後手に回り、ずっと頭の片隅にあるので、精神的にも良くないですよね。


だから、今日からマイルールを変更しようと思ったのです。


プロローグならプロローグだけ、第1章なら第1章だけの書評をして、4回とか5回で完成させることにしました。


すると、どうでしょう!


今日、書評が書ける!


気付いてしまえば、実にシンプルですが、これがなかなか難しいのですよね。



人生に変革(パラダイムシフト)を起こす「時間術」

それでは、早速、書評に移りたいと思います。


今回は、久瑠あさ美さんが書かれた、メンタルトレーナーが教える 未来を動かす時間術という本をご紹介させて頂きます。





まず、この本をパッと開いたときに、次の言葉が目に飛び込んできました。


過去の自分を断ち切ることができるようになれば、


あなたの可能性は無限に拡がります。


過去にできなかったことや、


今できていないことは、


あなたの未来とは無縁だからです。


たしかに!


確かに、その通りですよね。


今の自分に出来ないことと、未来の自分も出来ないままでいるかどうかは、確かに何の関係もありません。


そして、パッと思いました。


【過去からの延長線上】で時間を捉えてしまうと、未来の自分に対しても、その可能性を見いだせない・・・


だからこそ、著者である久瑠あさ美さんは、【未来を動かす時間術】というタイトルを付けられているのかなと思いました。


1ページめくると、その時間術について、次のように書かれていました。


目に見えない”時間”というものをどう扱うか。


それが、あなたという人間の価値を決めていく。


どう捉えるか?ではなく、どう扱うか?と書かれているところに、【術】という言葉の意味を感じてしまいますよね。


私は、特に【使える・使えない】という【感じ方】をするタイプですので、冒頭から、めちゃくちゃ知りたくなってしまいました。


しかし、すぐに良い意味で裏切られましたw


この本に書かれているのは、私たちがしたいことを【実現させる】ための、【限りある時間の活用法】ではなく、【限りなき心の活用法】でした。


この言葉、とても深くないですか?


限りなき心の活用法。


使うという意味では同じですが、時間ではなく心。


しかも、限りあるではなく、限りなきもの。


私は、この言葉にかなり惹かれてしまいました。



できないことを【できる】ようにするために、人間の潜在能力は備わっている

時間とは流れていくものではなく、積み重ねていくもの。


この言葉を教わってから、研修などでも使わせて頂いておりました。


今日から、ここに、新しい言葉を付け加えたいと思います。


時間とは、【流れていくものではなく、積み重ねていくもの】


そして、【未来から、どんどんやってくるもの】


如何でしょうか?


時間が否応なしに、未来からどんどんやってきている。


この本で紹介されている時間の考え方を知ったとき、過去からの時間の積み重ねで人生が決まるのではなく、まったく逆なものを感じました。


また、もう1つ、興味深いことが書かれていました。


それは、今できないことを【できる】に変えるために、自分の【潜在能力】を使えるようになりましょうという内容です。


なるほど。


潜在能力を使うのか・・・


自分の潜在能力が、何のために備わっているのか、初めて腑に落ちた気がします。


自分の未来に、壮大なビジョンを打ちたて、今の自分ではなく、【自分に備わっている潜在能力】がそれを可能にしてくれる。





第1章からは、どうやらその方法が書かれているようです。


いや〜、読み進めていくのが楽しみです。


早く読み進めて、またブログにてご紹介できたらと思います。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.76

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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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