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2021/06/24

学び

書評

知的戦闘力を最大化せよ! 山口周著:武器になる哲学 〜コンサルの修羅場で一番役立ったのは哲学だった〜

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、自分の人生が、自分自身に寄り添い、期待し続けていることをお伝え致しました。


昨日のブログは、こちらです。

あなたの人生は・・あなた自身に期待している


私たちは、何のために学ぶのか・・


それは、自分が自分に至るためであり・・


決して、知識を得るためではありません。


では、知識はなくても良いのか・・?


いえ、無いよりは有った方が良いですが、有ったからといって、いざという時に役立つか・・?


というと、そんなことはないと思うのです。


それよりも、何よりも、自分が自分に気付くこと。


その自分が、いかに社会のお役にたてるのか・・に気付くこと。


これが、知識を越えた見識の世界であり、胆識を備えたリーダーに成長する上で、欠かすことのできないプロセスになります。
*胆識は、見識に実行力が伴っているときに使う言葉。

如何でしょうか?


あなたの人生が、あなた自身に期待している。


その自分に、気がつきましょうね。


それでは、今日のブログです。



山口周著:武器になる哲学 〜コンサルの修羅場で一番役立ったのは哲学だった〜

今日は、先ほど読み終えたばかりの本の紹介です。


皆さまは、哲学という分野に興味をお持ちでしょうか?


実は、私・・


ほんの2週間ほど前まで、今日という日が来ることを想像もしていませんでした。


まさか、私が、哲学というジャンルに入っていくなんて・・汗


私の仕事と哲学が、とても結びついているとは思いませんでしたし・・


しかも、入門書的な簡易さではなく、356ページという分厚さ・・


ただ、自分でもビックリですが・・


10日ほど時間はかかりましたが、何とか、この難局を、乗り越えることができました。


さて、その本とは・・


山口周さんが書かれた、【武器になる哲学】です。





ご覧の通り、その帯には・・


コンサルの修羅場で一番役立ったのは哲学だった


と、書かれています。


私も、コンサルという仕事をしておりますので、この言葉には痺れるものを感じました。


また、それだけではなく・・


第2部のテーマには・・


知的戦闘力を最大化する


と、あります。


知的戦闘力・・


この言葉、私の心にドーンと響きました。


この言葉があったからこそ、最後まで読み切ることができた・・と言っては、大袈裟かもしれませんが・・


でも、それくらい、私にはインパクトのある言葉でした。



4つのキーコンセプトで、知的戦闘力を最大化せよ!

 

ちなみに・・この武器になる哲学は、


人、組織、社会、思考


という【4つのキーコンセプト】に対して、【50の哲学】が準備されています。


人に関しては・・


【なぜ、この人はこんなことをするのか】を考えるために・・


組織に関しては・・


【なぜ、この組織は変われないのか】を考えるために・・


社会に関しては・・


【いま、何が起きているのか】を理解するために・・


思考に関しては・・


よくある【思考の落とし穴】に落ちないために・・


如何でしょうか?


これら4つのキーコンセプトに対して掲げられたテーマが、私たちの知的戦闘力を上げてくれそうですよね。


個人的には・・


【思考に関する】哲学の中の


カール・ポパーの反証可能性
*科学的であるとは何か・・?

そして、


クロード・レヴィ=ストロースのブリコラージュ
*何の役に立つのかよくわからないけど、何かある気がするという世界観

の2つに関する部分は、唸りながら読んでしまいました。


さて・・


私の気になる知的戦闘力は・・


ソクラテスの無知の知・・ではありませんが、


私から発せられる言葉でさえ、私に構築された考え方の幅を超えない・・


ということを、痛感致しました。


言葉には、もっともっと幅がある。


その幅を狭めているのが、私の考え方。


だからこそ、その考え方の元となる【哲学】を学ぶこと。


それが分かっただけでも、まずは、知的戦闘力は上がった・・


と、いうことにしておきます!


それにしても、哲学という分野を読むことになろうとは・・


まだ、信じられません。笑


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.809-1


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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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