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2021/06/08

お金

手遅れになる前に・・資金繰り計画表のすすめ

皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。


昨日のブログでは、道徳や経営理念が、不変のものであるかどうかについて書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。

道徳や経営理念は、時代と共に変化する



時(暦)というのは、政治→文化→経済→政治・・


という流れを、60年ごとに刻んでいます。


そして、それぞれの60年の中で、


変化→安定→衰退


という流れを、20年ごとに刻んでいます。


なので、20年、あるいは、60年ごとに、道徳や経営理念は見直す必要があるのです。


そして、時代適応するために、必要があれば創り変える。


これが、永続のためには欠かせません。


皆さまの会社の道徳や経営理念は、今の時代に合っていますか?


ぜひ、見直してみて下さいね。


それでは、今日のブログです。



手遅れになる前に・・資金繰り計画表のすすめ

私には、毎日取り組んでいることが、いくつかあります。


・ブログの更新
・未来の妄想w
・地上最強の商人ワーク
・わらしべ読書
・八方良しの顧客リスト作成
・資金繰り計画表の更新


などなど、全部で12個・・
*多いでしょうか!?


もちろん、毎日完璧にこなしているわけではないのですが、その中でも、経営者として、【心の安定剤】的に絶対必要としているものがあります。


それが、資金繰り計画表の更新です。





簡単に言うと、日々、お金の動きを予測して、半年先までの現預金残高の推移を見ているのです。


そんなことが可能なのか!?


はい、可能です。
(もちろん、1円単位まで正確に・・なんてあり得ませんが・・)


まず、これから半年先まで、確実に支払うものを記載します。


例えば、借入金の返済、家賃の支払い、リース料などは、支払額だけではなく、支払い日も決まっていますよね。


なので、これらについては、金額だけではなく、日付も正確に記入しましょう。


日付も!?


はい、これがミソなのです。


なぜなら、月末にお金が足りていても、途中の日付でマイナスになっていた・・なんてことがあると、


手遅れですよね。


つまり、資金繰り計画表は、手遅れにならないようにするために、少なくとも、半年先までを見ているのです。


では、作り方に戻りますね。


(あ、ちなみにですが、借入金の返済やリース料の支払いなどは、その終わりの日まで、何年分も入力しています。)


その次にすることは、金額には多少の誤差があるものの、支払い日が決まっているものを入力していきます。


給料、電話代、電気代、水道代などが、その代表的なものになりますね。


ここまでは、通帳と睨めっこすると、入力ができるはずです。


次は、事業の計画を作成しているかどうか・・が、多少、関わってきます。


いや、本当は、多少ではなく、事業計画の数字が大切なのですが・・


ここは、あえて、多少とさせて頂きました。
*皆さまに取り組んで頂きたいので・・


それは、何かというと、恒常的に発生している


広告費や交際費


などの入力です。


だからこそ・・


今期の広告費の使い方、交際費の使い方を、戦略的に考えているか・・


本当は、事業計画の数字が大切なのですが・・と、先にお伝えしたのは、このためです。


なので、事業計画が月にまで落とし込めていれば、何月に、いくらの広告費の支払が発生するか、しっかりと入力ができますよね。


ここまでくると、支払いに関しては、ほぼほぼ完成なのですが、あと少しだけ残されています。


それは、恒常的には発生しない


教育費や研究開発費


のようなモノです。


これらも、実は、事業計画があれば、しっかりと入力できるのですが、いったんは、入力をしなくても大丈夫です。


そして、ここまで頑張って頂くと・・


経営者にとって大切なことが、すでに把握出来るようになっています。


それは、月別に、いくらずつお金が出ていくか、把握出来ているということです。


逆に言うと、それ以上のお金がずっと入ってくれば、先ほどお伝えした


手遅れ・・


には、ならないということです、


如何でしょうか?


イメージが沸いてきましたでしょうか?


では、資金繰り計画表の完成に向けて、もう少し続けますね。


最後に入力するのは、入金に関することです。


私が、日々、この更新に取り組んでいるのは、この入金に関する入力の精度を高めるためです。


例えば、入金日が末日だけの企業だとすれば・・


来月末の入金がいくらになるのか・・


を、日々更新していけます。


また、それだけではなく、情報をかき集めながら、6ヶ月先までの月末の入金額を予測していくのです。


昨年のデータを見たり、今期の予測や、社会の動きなど・・


様々な観点から、予測する・・


これが、経営者として、すごく大切なことなのです。
*できるようになったら、社員さんに任せてもOKです。


これで、半年先までの現預金残高の推移が、ザックリとではありますが、分かるようになりました。


経営者の皆さま・・


これが、心の安定剤的に・・と、私がお伝えした理由です。


足りないなら足りないで、


いつ、いくら足らないのかが分かれば、


経営者として、動きようがありますよね。


これが分からないから、何か不安・・に、なってしまうのです。


だからこそ、今現在の現預金残高だけではなく、少なくとも、


半年先までの現預金残高の推移


を、見られるようにしましょうね。


これだけでも、経営者としての意思決定の質が、グンと上がりますから。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.793-1


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この記事を書いた人

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン)代表取締役。
「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、5年間で1億円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格
■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録
■交流個性解析士

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